◆12月3日最新情報◆室内保管しており、コンディション良好です。
☆希少 MK1 初代VWゴルフカブリオレ CLI 4速ミッション 1980年式☆
◆あなたが見ているゴルフの 特筆すべき コンディション&ヒストリー◆ *SEIYAAレポート
ジウジアーロデザインの初代GOLF CABRIOLET CLIのご紹介です。
この車は初代ゴルフのデザインを気に入っていた家族の為に購入した車で、中部地方で教員をしていた方が長年に亘り室内保管で所有されてきた車を譲りうけたものです。
ファーストオーナーが東京で購入、初回車検時に手放した際に前オーナーが購入したとのことで私が3オーナー目となります。
直近の欧州駐在中に現地で家族用の車を購入して帰国時に持ち帰り、この車の使用頻度が低くなりましたので今回、引き継いで頂ける方にお譲りしたいと思います。
MK1ボディのゴルフカブリオは1990年代まで製造されたこともあり、東京では依然街中で見かけることがありますが、この車はゴルフカブリオレが発売された1980年にヤナセが最初に輸入した初代カブリオレで、また大変貴重な4速MT車です。個人的には当時のゴルフの3速ATはトラブルが多く、出足も遅いと聞いておりますので、旧車としては趣味性、整備性、実用性のすべてにおいて4速MTに利があると思いますのでオープンボディと相俟って、マニアの方にもお楽しみ頂ける車であると思います。
FFハッチバックのパイオニアでデファクトスタンダードであるゴルフMK1のカブリオレですので、趣味車として不変的な価値があるものと思います。
前オーナーの方は教員らしく1985年の入手以降のすべての記録簿、修理明細が残っております。
内装、外装とも当時のオリジナルを保っており、ステアリング他、当時のオプションが装着されており、室内保管でしたので見える範囲で錆は見られず、良好なコンディションと思います。(当方所有期間は外装塗装は一切ありません。見る限り、色むら、再塗装跡は見当たりませんし修理明細にも記載ありません。)
70年代中期以降の製造車は輸入時に手続きが煩雑で高コストな排ガス検査が必須となりますので、余程の市場価値がある車を除き、海外から輸入されることはないと思われます。70年代中期以降の程度良好な車両は玉が限られており、今後益々入手困難になることが予想されます。
前オーナー、現在とも完全室内保管でしたのでゴルフMK1としてはトップレベルの程度と思われます。
一般車ですが現行中古車のようにメンテナンスフリーとはいきませんし、部品供給も減りつつあり楽しみに見合った維持費用の出費と手間を負担できる方でなければ維持は難しいと思います。
また、カブリオレでもあり屋根付き車庫ではなく屋内ガレージに保管することが好ましいと思います。
誠に僭越ですが、年齢・性別を問わずこうした点をご理解いただける方にお譲りしたいと思います。
購入後に調達した関連書籍、予備パーツがありますのでお付けいたします。
カブリオレトップ:手動のトップでオリジナルのラバーの幌のままです。雨天時の使用はほとんどありませんでしたが、雨漏りはありませんでした。このままでも当面の使用に支障はありませんが、米国で交換用の幌が販売されていますので、お好みの材質・色で張替えされることで車の印象もだいぶ変わると思います。
プラスチックバンパー:前後とも、当時のオリジナルのモール付きプラスチックバンパーが装着されています。経年変化で退色が見られますが事故を経験していない証左でもあるといえます。現在もパーツは取れるようですがモールなしの味気ないものになると聞いています。
カークーラー:ディーラー装着のルーツ製コンプレッサーの純正カークーラー(未対策フロン)がついています。購入時にガスを補充したところ、よく冷えましたが、ガス漏れがあるようですので、通常使用の為にはガス漏れ修理等が必要と思われます。純正クーラーがついているのは大変貴重といえます。
ラジオカセットデッキ:ナショナル製のオリジナルラジオカセットデッキが残っており、ラジオの受信はFM/AMとも良好です。カセットは使用したことがありません。
前後シート:前後とも当時の黒の合成皮革のシート表皮のままで当時の雰囲気を残しております。使用頻度が多かったと思われる運転席を倒すワイヤーのみ切れており、仮補修がされております。器用な方であればご自身で修理可能と思います。
ステアリング:ノンアシストのステアリングです。フィーリングは良いですが、FFということもあり女性だとハンドルの据え切りは重くて少々苦労すると思います。走り出せば全く問題ありません。当時の純正オプションのスポーツステアリングが装着されています。
バッテリー:バッテリーはオプティマでカットオフスイッチを付けているため、いつでも始動可能です。オプティマは再充電性に優れています。
タイヤ:ミシュラン8部山以上、6千キロ弱走行。
現状優先します。
年式 1980年
車検有効期限 平成24年12月13日
走行距離 97,000km
事故による、修復歴 修復箇所
当方所有期間の修復歴はありません。記録簿を見る限り大きな修復歴はないものと思います。
所有者履歴(1オーナー、複数 )
3オーナー
EG MT オーバーホール(有、無)
EG、MTのオーバーホール歴はありません。 プラグケーブル他消耗品は純正部品で交換済です。
走行92,508km時にクラッチ交換済。
電装類 (ライト、メーター、エアコン、カーステなど)の不動箇所
特になし。
錆の程度、箇所
塗装面に錆は見られません。下回りもしっかりアンダーコートされています。
足廻り(ノーマル、オプション)
純正のままで手は入れていません。
最近の整備・交換内容
ヤナセ、専門店で消耗品の交換を中心に整備済。
定期点検記録簿、部品購入記録(有、無)
有り
オプション装備
パイオニアのETCを装着しています。
純正AC、スポーステアリング等。
PRポイント
室内保管でしたので、塗装の色褪せや錆は見られず大変良い状態と思います。
もっとも気に入っているところは?
MK1ですので、ジウジアーロのオリジナルデザインを色濃く踏襲しており、直線を基調としたシャープなポディラインで存在感があるものの、運転していても大変コンパクトに感じます。ボディーカラーも今はお目にかからない朱色に近い赤のオリジナル塗装で製造年代をよく表していると思います。改造箇所がなく、オリジナルに近い状態であり、オリジナルコンディションを好む方、追求したい方には最適な車両であると思います、
この車との憧れ・出会い・思い出は?
この車の話を頂いて、前オーナーの元にすぐに新幹線に乗って見にゆき、オリジナル度の高さと大切にされてきた佇まいを見て、そのまま東京に400km自走で持ち帰りました。2ドアですがリアシートの居住性も良く、3名乗車で東京から軽井沢や善光寺などの長距離ドライブも問題なくこなしてくれました。水冷の古い車は定期的に使用するのが好調を維持する最低条件と思いますがガレージの奥に停めておく事が多くなり、車によい状態でないため手放すこととしました。
貴重な4MTのMK1ゴルフカブリオレですので、大切に日常使いしていただける方にお譲りしたいと思います。
現状を優先とします。
陸送+名変代行をご利用願います。お見積りは、下記まで、ご相談くださいませ。
SEIYAAレポート
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