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 '90 VOLVO 240GL WAGON
 
 

       

   
今回も大好きな車の1台です。「ボルボ240GLワゴン」。

質実剛健とでも言いましょうかね。頑丈なのは皆さんご存じの通り北欧が生んだ名車です。
いつかは取材用に手に入れたいなと思いつつ、いまだ果たせていない一台でもあります。

さて、クルマの良し悪しをはかる基準はいろいろあります。
動力性能や装備の充実度でいえば、当然ながら、「240ワゴン」は大した内容ではないというか、現行の最新式ボルボに比べたら無骨でシンプルそのもの。
何しろ「240」自体は1974年に登場したクルマですしね。要するに46年前に登場し、この子自身も30年前に生産されたクルマです。
速くもなければ豪華でもないし、基本的に操作は限りなくアナログです。
にもかかわらず、のんびりゆっくり、少し大きめなステアリングを握り4速ATをDにセレクトし、重めのアクセルペダルを踏み込んで走らせてあげると思わず頬がゆるみます。
古いベンツなどにも言えるのですが、変に自己主張することもなくドライバーの操るままに長年連れ添った愛馬との一体感、そんな感じでしょうか。牧歌的とでもいうのですかね。

ご存じの通りベンツのS124/S123だったり、この240GLなどの古いワゴンがサーファーや横文字職業の人たちに大変人気があるようです。
雰囲気いいですもんね。

この子に関しては現オーナー様が(おしゃれなカフェを経営されています)ショップの店頭で見初めて即決でお手元に。
確かに時代がかっている部分もありますが、それは味として大事にされてきました。

とりあえず直近で手直しが必要な箇所はなさそうですし、ランニングコンディションの車両としては十分及第点ではないでしょうかね。

エクステリア、インテリアは7点、機関は7.5点そんなところでしょうか。

この子の味わいを楽しんでいただける方でしたら、結構お勧めの一台です。
そうですねやっぱりおしゃれな方がお似合いかな・・・・。

そういえばオーナー様おっしゃってました。お子さんを保育園にお迎えに行くと子供たちがたかると・・・・。
ああいいな、好きだな、この雰囲気・・・・。

限りなく「ま~るくま~るく」、周りの方も思わず頬が緩むこういう車って最新の車たちには表現できない特別なものです。

この先10年後、巷では電気自動車があふれていることでしょう。が、ずっとずっともっと先まで残っていてほしい一台です。

「ああいいな、好きだなこの車・・・・・。」

さて現車の所在は愛知県東部。
基本的に働く車ですし、問題なく乗って帰れますがひとまず見学にでもお越しくださいませ。

ご連絡お待ちいたします。


 
   ところで、空飛ぶレンガ(Flying Brick)というニックネームはご存じですか?。
かつてボルボは240ターボを欧州ツーリングレース(通称ETC)に出場させていました。無骨なそのスタイルからつけられたニックネームだったようです。

当時ローバー・SD1やBMW3シリーズなどを相手に健闘し1985年1986年と2年連続でチャンピオンを獲得したのですね。日本のレースにも出場していましたので覚えておられる方もいらっしゃるのでは・・・。

速そうじゃないのに速いとこがなんかいいですよね
 EXTERIOR 1
 

一番好きなアングル。このカクカク感がたまりません。

この子は経年に伴う塗装面の劣化は散見されるもの、まだ十分美しさを保持しています。
何よりむごい錆やヘコミなどもなく(小傷やわずかなエクボはあり)
上品なそのボディーカラーはおしゃれな装いを醸しています。

バンパー等の樹脂部分は紫外線による白化は致し方ないところでしょうか。
まあ、ケミカル溶剤で復活できるレベルかと思います。

ボディーサイズはほぼ4.8mありますので小さいとは言えませんが
そのシルエットのおかげで取り回しは案外楽だそうです。

御覧の通り現行のボルボVシリーズと比べるとクラシック感は否めませんが、
ここが一番のセールスポイントなのですよ。


   
 

いやー押し出しの強そうなその面構え。
ボルボらしいとでも言いましょうかね。

 
   
   
   

 

当時一番人気はワゴンでした。よく都会で真っ赤な240GLワゴンを見かけたものです。
欲しかったんですよねあのころ。今でも専門店があるぐらい多くの方から支持されている車種です。


ファッショナブルなワゴンとは一線を画したその無骨なシルエットはまさに実用的。
海に山に気の向くままお使いくださいな。

 EXTERIOR 2
 

   

この角ばったサイドラインが私は好きです。

   

ここまでガバッと開くと使い勝手は抜群でしょ。

   
   
 

バンパー等樹脂部は紫外線による若干の退色が見受けられますが、
アーマーオール等のケミカル剤で復活です。

基本的に常識の範囲だと思いますよ。

 
   
 

さすがにボンネットとルーフには塗装面に劣化が見られますが
これはこれで味なのだとご理解ください。
いい雰囲気を醸し出していると思いますよ。(主観ですが)

 
 INTERIOR
 

シンプルでしょ。余分なものは何にもありません。
状態は画像のまんま年式相応可もなく不可もなく。
いい味とでも言いましょうか、北欧の車らしくまさに質実剛健です。
一度車内クリーニングしてあげれば見違えるように・・・・・。


 

実走187000km
まだまだこれからでしょう。要はまめなオイル交換
これにつきます。

 

この個体はエアバックが付いていないようですね。
 

日本のアイシン製4速AT

なんかうれしいですよね。

 

ちなみにクーラーに問題なし。よくきくそうです。
(温度調整はできませんが)
ヒーターは北欧の車らしく暑いぐらいだそうですよ。
 

シートは高級北欧家具のよう。
固くも無く柔らかすぎることもなく、優しく体を包み込んでくれます。


もちろん破れやむごい汚れなどもありません。
年式相応の使用感というところでしょうかね。

北欧の車らしくフロントシートにはヒーターが付きます。

 

結構足元のスペースもゆったりなリアシート。
   
   

天井。垂れはもちろん変色もほとんどないようです。

 

ノーマルの鉄チンとホイールキャップはお付けいたします。
ただしタイヤは要交換です。

 

広いですよね。実用的なワゴン車ここにありという感じでしょうか。

 MECHANISM
 

直列4気筒OHC2.3ℓエンジン。
基本設計は古いものの粘りのあるそのフィールは日常の使用でこそその性能を発揮します。

この子に関してはベルトやホース、電気系迄1年前に整備済ですのでとりあえず手を加える必要はないかと思います。
エンジンの異音や嫌な振動及び白煙の確認もなくミッションのショック等もなくスムーズな可動を確認できました。

しいて状態をお答えするとしたら普通のビンテージユーズドカーというところだと思います。
まめなオイル交換と消耗部品の差し替えで30万キロだって・・・・・。(ようは愛情ですね)


   
   
 SPECIFICATIONS
 全長×全幅×全高  478×171×147cm  車両重量  1380kg  エンジン  直列4気筒OHC2316cc
 最高出力  115ps/185Nm  サスペンション F:マクファーソンストラット式
R::5リンクコンスタントトラック式
 ブレーキ  ディスク/ディスク
 駆動方式  FR  走行距離  187000km  車検有効期間  2021年11月

 

おしゃれな240GLワゴン。かっこいいです。
海に山にそして都会の喧騒の中でも最高の相棒になることうけあいです。



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出品地 愛知県東部








車検は2021年11月まで





*自動車税の月割及びリサイクル券のご負担お願いいたします。
*個人売買ですので消費税はいただきません。










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