今回ご紹介するのは本物のF1マシン”ティレル024”あのカミカゼ右京も操ったマシンです。
さて皆さん、かつての名門ティレルレーシングはご存知かと思いますが少しだけ説明を・・・。
ティレル・レーシング(Tyrrell Racing Organization Ltd.、タイレル)は、かつてF1に参戦していたイギリスのコンストラクターです。
創設者はケンティレル。その全盛期にはイギリスの英雄的ドライバ-・ジャッキースチュワートにより2度のタイトルを獲得し、名門チームとして名を馳せました。また、つねに野心的技術の先駆者でもあったのですね。
有名なところでは例のP34・・・・。そう史上初めての6輪車です。レースでもそれなりに結果を残しました。富士スピードウェイで開催したF1レースにも参戦しましたね。(マーチなんかも真似して6輪車を製作しましたがこちらは物にはなりませんでした。)
先進的な技術のこだわりと挑戦は、まさにコーリン・チャップマン率いるロータスと双璧です。
チームには若手ドライバーが所属することも多く、有名どころではジョディ―・シェクター、ミケーレ・アルボレート、ジャン・アレジらが初期のF1キャリアをティレルで過ごしました。
HONDAやYAMAHAがエンジンを供給したり,中嶋悟や片山右京らを始めとするドライバーが在籍するなど、日本と縁の深かったのですね。
さて現車です。1996年にF1に参戦していたティレル024の本物です。
今となっては片山右京が実際にレースに使用したものなのか、スペアシャーシなのか、わかりかねますが、ティレルとも関係の深い中嶋悟氏がかつて所有し、日本国内のイベント等で展示されてきたものだそうです。
残念ながら搭載されていた”YAMAHA/OX11”エンジンはレスですが(当然ながらエンジンを供給されていますので、レースが終了すればYAMAHAにより回収されます)ミッションとそのボディー、及びシャーシは当時のまま保管されています。
今年はHONDAがいよいよ本領発揮で、いつになく国内でも盛り上がりを見せているF1サーカスですが、かつての名車を(レースでは本領発揮とはいきませんでしたが)コレクションに加えるいい機会かと思いますよ。
本物だけが持つそのオーラ。ワクワクします。
是非一度ご見学にお越しください。
ちなみにこの子の所在は愛知県、名古屋近郊です。
ご連絡お待ちいたします。
ちなみに下の画像はかつてのチーム・ティレルのF1マシンの一部です。
005とP34が私は好きかな。
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