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 1949年 トライアンフ2000 ロードスター
★トライアンフ2000ロードスターとは、どんな車!
純粋なスポーツカーというよりもトルクフルなスポーツ・ツアラーとして知られているトライアンフ2000ロードスター。

折り込み式の後部座席が印象的な戦後直後の代表的な英国車です。
このトライアンフ ロードスター 2000はTriumphがスタンダード・モータ・カンパニーによって買収された第二次世界大戦末期に設計されました。
当時のスタンダード・モータ・カンパニーのマネージング・ダイレクターであったジョン ブラックが、戦前の時代のSS(後のジャガーSS)のようなスポーツカーを作るという考えのもとにこの車は作り始められました。

戦後の鉄鋼不足という理由によりボディーはアルミニウム製です。
トライアンフを買収したスタンダード社は、戦時中、戦闘機のボディーパーツを製造した会社なのでその時に使われていた同じゴムプレス機でロードスターのボディーは、成型されました。シャーシは鋼管から手で溶接されています。
エンジンはジャガーに供給されていたスタンダード社の4シリンダーStandard 1.5Litre(OHV)を基に改良したものです。
1948年に2000ccが追加されます。排気量は大きくなりましたが、36kg軽くなり、さらに3馬力を得たことにより加速性能が0−100km/h: 34.4秒の1800に対して27.9秒と格段に向上しました。
足回りは、フロントにリーフ・インディペンデント・サスペンション、リヤにライブアクセルとよばれるビームアクセルとサスペンションは、楕円型のセミ・リーフサスペンションが使われています。

★スペック
トライアンフ ロードスター (1946−1949)
エンジン:直列4気筒
排気量: 1776cc/2088cc
パワー:65bhp/68bhp
トランスミッション:3速 コラム
トップスペード:120km/h
生産台数:2,501/2,500


★あなたが見ている現車のコンディション
1949年式のトライアンフ ロードスター2000です。
写真でごらんのように現在のオーナーによりオリジナルを保ち大切に扱われてきた車です。
国内に数台、州に2台の希少な車です。

現在のオーナーがこの車の車歴をできるところまでさかのぼり、これまでの所有者、整備箇所を把握されています。
クラシックカーショーやクラブのミーティングの時など、運転されていたようです。

ボディーの状態ですが基本的には、程度の良いものです。2点ほど気になる部分は、まず、アルミ製のボディーのせいか、光や角度によってドアの平らな部分が波を打っているような感じに見える部分があります。その部分を手で触ってみても凸凹は、感じることはできません。写真では、すこし見えにくいかもれません。

2つ目の点は、写真にもあるように、右後ろフェンダー下部の3−4センチほどの傷です。傷自体は、それほどふかくありませんが前から後ろにかけて深くなっている感じです。

幌の状態もよくスクリーンもきれいな状態でした。

機関系ですが、現在のオーナーが手に入れてから交換修理した部分です。
     オルタネータ交換
     トランスミッション、2速、3速のシンクロを交換(交換後約800km走行)
     クラッチプレート交換
     エキゾースト(これは、オリジナルではありません)
     フロント、サスペンションダンパー
     フロントハブベアリング
以上が現在のオーナーになってから交換された箇所です。

計器類ですがスピードメータの中に小さな時計がありますがそれが動いていませんでした。
他のものは、正常に作動するとの事です。

試運転をしていて気になた箇所は、約40km/hくらいで走行すると少し息継ぎのような症状がありました。オーナーに尋ねると、キャブレターの調整が必要かもしれないとの事でした。

そのほかに不具合はないと思います。
内装ですが、シートの破れなどもなくきれいな状態です。

ドアの内張りにも破れなどなくきれいな状態です。
インパネ周りも写真でごらんのようにダメージなどは、ありません。

年式 1949
走行距離 98700mile
所有者履歴(複数 )
EG MT オーバーホール  ミッションオーバーホール
電装類の不動箇所 時計 セマフォー(方向指示器)(動作しませんでした。セマフォーでは、危険なので追加のウインカーをとりつけタトのことです。壊れては、いません)
足廻り(ノーマル)

最近の整備・交換内容 オルタネータ交換 ・ トランスミッション、2速、3速のシンクロを交換(交換後約800km走行) ・ クラッチプレート交換 ・ エキゾースト(これは、オリジナルではありません) ・ フロント、サスペンションダンパー ・

定期点検記録簿、部品購入記録(有) 今まで整備の記録交換した箇所などの領収書や記録があります。

PRポイント
トライアンフ ロードスター2000は、生産台数2000台の希少車です。
1800よりも力強い走りで多くのファンの間ではかなり人気のある車です。

今回、引き続き、大切にしていただける方にお譲りしたいと思い、旧車界一安全に取引の行えるセイヤーに依頼しました。

他では売りませんし、直接対応はしませんので、よろしくお願いいたします。
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