Copris Club Neo clasic Car Selection |
’97 Mercedes-Benz W140 ”S600” |
W140は、メルセデス・ベンツが有名な「最善か無か」(Das Beste oder nichts. )というスローガンに象徴される、妥協無き車造りの理念(およびその結果としての高コスト体質・製品の高価格化)のもと車造りをしていた最後の車であるとも評されています。 欧米ではそのボディーサイズによりけっして販売好調とは言えなかったようですが、90年代当時の日本ではバブルの真っ盛りであったこともあり、その押し出しの強さが好まれ相当数が販売されたようです。もちろん発表当時は2100万円、その後価格の見直しをされても1700万円ですからS600そのものの流通量はおして知るべきでしょうか。 |
基本的にこのクラスの車はオーナーが手間と暇とお金をかけている個体がほとんどです。 そうでないと所有することに意味がないとも思いますし、基本的にコレクションというよりも実用車ですからね。日常使用にはそれなりのメンテは必要なのですよ。 おそらく当時のオーナー様は当然それなりのステーサスをお持ちの方か、それなりの企業の社有車です。ランニングコストがそれなりにかかってもさほど気になさらない方がほとんどだったのではないでしょうか。 現車は正直新車のごとくです。もちろん新車ではありませんが、機関、外装、内装トータルで見ても10段階の8.5はあげられるでしょう。 現オーナー様は、ほぼ新古車で発表直後の現車を購入され、現在走行38000kmあまり。 当然ながら車庫保管で、他にも車は所有されておられますので、基本的に長距離移動に使用されるのがメインだったとのことです。 きれいな個体ですよ。 気になる部分はCDチェンジャーのCD・BOXが嚙んでしまって取り出せなくなったとのことですが、特別問題のある故障でもないでしょう。 機関はさすがV12 6000cc静かです。まあ余裕のあることと言ったら・・・・。足のしなやかのこと・・・。さすが高級車です。 現車はどんな方にお似合いでしょうかね。 もちろん旧車というには年代は若すぎます。またネオクラシックという範疇までにはもう少し時間が欲しいですね。 この当時のメルセデスベンツは商品がすべて”本物”でした。10年間で3万kmしか走らない方にも、100万km走るお客様にも、同じように100万km走れる車を提供していました。だからこそ3万kmしか走らないお客様も100万km分のお金を支払ったのです。 そんな価値がわかってくれる方のところにお嫁に出せたらこの子もきっと幸せでしょう。 。 |
EXTERIOR 1 |
フロントマスクは先代のデザインを継承しつつも、傾斜のきついスラントノーズとなり、W126の気品さとは一味違う、 押し出しのある力強いデザインとなりました。ドアサッシュは細く、センターピラーはブラックアウトされ、 ボディと一体化したフラッシュサーフェス構造となり、空気抵抗の軽減を図っているようです。 併せてサイドウィンドウは2重となりました。 現車は美しいボディーを十分保っています。もちろんよーく見ればタッチアップの跡もありますが どってことないレベルではないでしょうか。 |
EXTERIOR 2 |
ワイパーは、当時のメルセデス・ベンツ各車が採用していたパノラマワイパー(伸縮する1本のワイパー。伸び縮みすることで、左右上端の拭き残しを減らす)に加え、助手席側にもう1本の補助ワイパーを追加しています。これは、通常の1本ワイパーだとワイパーブレードが長くなりすぎ、ワイパー作動時の周囲への飛沫が問題となるから、というのが主な理由とされたようです |
INTERIOR |
高級車のインテリはこのようなものという見本です。質実剛健だった先代W126と比べ、過剰装備を指向していました。 一例として、ルームミラーの調節すら電動化されています。また複層ドアガラス(二重構造)、 オートドアクロージャー、OBD(CANプロトコル)などなどが装備されています。 現車に関しては御覧のとおりあまり使用感もなく美しい状態を保っています。ウッドパネルの質感はさすがです。 |
リアシートはほとんど使用されていないのではないでしょうかね。 |
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運転席シートの状態は御覧のとおり。 |
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実走37849km |
シェードを開けると御覧のとおり。 |
旅行にはETC必需です。 |
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ペダルの状態。 |
フル装備ですからね。ボタンの数も多いのです。 |
ゴルフバッグの2っや3っ、どおってことなさげな広いトランクルーム。 |
MECHANISM |
エンジンはV型12気筒 DOHC 5,987cc圧倒的に静かです。V12の走りは余裕そのもの。当然ですがフル装備です。 97年モデルでは駆動系ではそれまでの機械式4速ATから電子制御5速ATに変更、最終減速比を引き上げることによって 燃費を約15%改善させ、燃料タンク容量を100リットルから90リットルに減らしました。 |
SPECIFICATION |
全長×全幅×全高 | 522×188×149cm | 車両重量 | 2170kg | 排気量 | 5.98ℓ |
エンジン | V型12気筒DOHC | 変速機 | 5速AT | サスペンション | F:Wウイッシュボーン R:マルチリンク |
最高速度 | 250km/h | 走行距離 | 37,849km | 車検有効期間 | 平成29年4月 |
現在オーナー様がレストア中の一台 美しい仕上がりです。 |
◆ コプリスクラブ取材記 ◆ 今回の取材地は愛知県西部の都市です。 ご紹介する車両はメルセデスベンツW140のS600 当時のベンツを語るときに必ず使われる有名なあの言葉「最善か無か」をまさに表現したW140シリーズの旗艦です。 得も言われぬその質感と機能、格別な一台です。圧倒的な存在感とでも申しましょうか。 現車は外装、内装ともに最高の状態を保っていますし(10段階の8.5ぐらいでしょうか)機関の状態も問題などありません(CDチェンジャーは要補修ですが) 燃費も思ったほど悪くはないようですし(町乗りℓ7km~、高速は10km~以上だそうです)V12-6000ccであることを考えれば十分かなとも思います。(乗り方にもよりますが) このクラスのお車は正直好みは分かれるでしょうし、乗り手を選ぶかもしれません。 しかしながら贅沢にこだわりぬいて作られていた時代のベンツです。一度お手元に置かれてもと思いますよ。 余談ですが最近私は取材用に”S124”を衝動買いしてしまいました。我が家には現在83年式”S123” 95年式”S124”そしてスマートKの3台のベンツがあります。 そのすべてに満足しているのですが、当時のベンツはやはり格別ですね。 今回助手席でオーナー様と短い時間ドライブを楽しみましたが、正直W140-S600はそれはそれは特別な一台でした。タイミングが合えばいかがでしょうか。 特にロングドライブをされる方であれば最高の一台だと思います。(オーナー様も基本的に旅行等の長距離移動しかご利用されていないようです。) 美しい一台です。ぜひ一度ご見学にお越しくださいませ。 PS:ちなみに新車発売時は1700万円ほどでした。プフェ~・・・・。 |
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