●初年度登録 平成10年8月
●年式(車検証上の製作年) 1963年
●車検有効期限 平成29年3月
●走行距離表示 20,099km(不明)
●車重 750kg
●排気量 1.58L
●事故による、修復歴、修復箇所 無し
●所有者履歴 不明
●EG、MT、オーバーホール 不明
●電装類 ライト、メーター、などの不動箇所 無し
●錆の程度、箇所 マフラーの表面が少々錆びておりますが、他には見当たりません。
●最近の整備・交換内容 平成27年3月 ・イグナイターキット取り付け ・イグニッションコイル・ボッシュ製に交換 ・点火時期調整 ・キャブレター調整・同調 SOLEX ・配線加工
●定期点検記録簿、部品購入記録 有り
●ポルシェ・356について 356はそれまで創業以来、他社の車輌設計・開発請負を行ってきたポルシェ社が、完成車として自社で開発した最初の車であり、「ポルシェ」の名前がついたファーストカーです。 1948年から1965年まで約17年間の長きにわたり生産されました。 356レプリカの元となっているVWビートルは、フェルディナント・アレキサンダー・ポルシェ(自動車産業界に大きな足跡を残すポルシェ一族の初代)による設計で、ポルシェ356は2代目のフェリー・ポルシェ設計ですが、最初の356はビートルのエンジンをチューンし、ビートルのシャシに低いボディを載せたモノです。 ポルシェ社は、当時から既に継続して製品に改良を加え続けており、最終的には356はビートルとは別の部品を使ったクルマとなりますが、それでも最後までサスペンション形式やエンジンの基本部品はビートルと変わりませんでした。
●356・レプリカについて 通常「何々レプリカ」というと、現行の他の車をベースにして、FRPで作成したボディを被せたオモチャのようなものという印象が強いですが、356レプリカだけは意味が違います。 今日最も有名なスポーツカーメーカの一つであるポルシェ社の、メーカー創立時のオリジナルの性能を最も色濃く伝えているのが、皮肉にも現行車の356レプリカであると言えます。 当時、ポルシェ社がVWビートルをベースにチューニングして356を作ったように、現行のレプリカモデルもまた、同じ手法を用いてレプリカを作っているとう意味で出発点の偉大さとそれに対するリスペクトという意味でレプリカであっても不滅の価値があるのだと言えるのではないでしょうか。 実際に今現在においても多数の会社が356レプリカを新車で作って販売しております。 356レプリカのエンジン音はあのビートルのバサバサとした空冷エンジンの音そのもので、ハンドリングも今日ではちょっと妙な感じがするモノですが、それこそ、50年前の当時世界一のライトウェイト・スポーツカーといわれた『ポルシェ356』のエンジン音と操縦性なのです。
●貴方が見ている356レプリカについて レプリカには日本も含め世界中で多くのメーカー、モデルが存在しているようですが、今回のモデルはアメリカにある「ビンデージ スピードスターズ社」 http://www.vintagespeedsters.com/ によるコンプリートカーです。 スピードスターのレプリカではインターメカニカ社が有名ですが、このスピードスターズ社製の現車も引けを取らない品質だと思います。 日本ではフラット4社が正規に扱っていますので、パーツの調達も簡単です。 https://www.flat4.co.jp/index.phpフ ラット4社のパーツカタログには、356専用のカタログがあり、このビンデージ・スピードスターズ社製356レプリカの専用コーナーもあります。 部品の供給がしっかりしていて、しかも、日本においてユーザーが直接購入できるとう状況はものすごく便利かつリーズナブルですので、今後の維持も比較的安心かと思います。 この車は少し前にSEIYAAで購入したものです。大変気に入っておりましたが、家庭の事情で、別途ファミリーカーが必要になりましたので、出品致しました。どなたか引き続き大切にしていただける方に引き継ぎたいと思い、SEIYAAに依頼しました。
※上記内容はオーナー様のコメントを元に作成されており、SEIYAAにて裏付けを取ったものではありません。ご参考まで。
※SEIYAA神奈川石塚コメント 取材にお伺いして来ました。 あいにく時間の関係で試乗は極短い時間のみでしたが、特に不具合は感じませんでした。 後日、再度、試乗の機会を得て、しっかりと走りまして、レポートしたいと思います。 なお、事前にご連絡いただければ現車確認はいつでも可能ですので、是非、ご自身ので目でお確かめ下さい。現車はとにかく綺麗で 内装・外装・機関・エンジンルーム・足回りとも仕上がっている車両ですので、今直ぐに直さないといけない個所はございません。 車検もまだまだ残っています。 直ぐに乗り出していただけますし、機関はVWビートルそのものでシンプルで特段難しいところはありません。 内装外装もほとんどのパーツが入手可能ですので、旧車入門にもうってつけの車両ではないでしょうか? 今後、何かトラブルがあっても、直らない・直せない車両ではありませんのでその点はご安心いただけると思います。 また、 車検証上の製作年が1963年になっておりますので、この年式での安全保安基準を満たしていればOKですので規制のかかる個所が少ないので車検で苦労することが少ない点も大きなメリットだ思います。 ポルシェ・オリジナルの356ですと、1,000万円前後が相場だと思いますので、購入するにはかなりの財力・勇気・根気(たま数が少ない為)が必要かと思いますが、レプリカモデルですと、比較的、購入しやすいと思います。 クラシックカーに興味のある方なら一度は憧れた事がある方が多いと思います。 とにかくこのフォルムがカッコいいですね。ポルシェを知らない方や車に興味の無い方までおも一瞬で魅了する形ですね。 色もシルバーとうのは旧車ではものすごくスタンダードな色になるかと思いますので、好印象です。 是非、この機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。 |