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★またひとつ大切な思い出が、
新たな趣味人の方へ受け継がれて行きました★
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1968 Porsche 912 targa/soft-top model |
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1968年式 Porshe912targa/soft-top model 今回ご紹介するのはポルシェフリークの皆さんにはたまらないコレクターズアイテムです。 この初代タルガ/ソフトトップは1967年のみ製造されました。 (1968年2月頃にはリアウィンドはガラスに置き換わっていますので製造そのものは68年の1月まであったようですね。そのため68年登録のこの個体はおそらく最終生産個体のうちの1台だと思います。よりレアアイテムということでしょうか。) タルガ/ソフトトップの全生産量は911を含めごくわずかですが、大半が911ベースであったため912ベースの個体は世界的に見て本当に希少性が高いコレクターズアイテムであるといえます。 わずか1年ほどしか生産されなかったのは走行中にリアのソフトトップから子供が転げ落ちてしまったことが原因で、ポルシェとして安全性の面で製造中止にせざるを得なかったことが理由だそうです。 発表された1967年当時において、912タルガ/ソフトトップは正規代理店のミツワ自動車からわずか1台のみの輸入実績だったようです。 その正規輸入された赤のボディーカラーの1台はイベントでも超有名な個体ですね。 PCにおいて”1967年ポルシェ912タルガソフトトップ”で検索するとユーチューブにも登場する(あの生沢徹さんにも絶賛された)あの個体です。 ご承知の通りポルシェ912は911のFLAT6とは違い356譲りの4気筒を受け継いだ911の廉価版です。(表現は適切ではないですね・・。本来912は先代356と後継である914をつなぐ車種であり、911とは別のラインとしてとらえた方がいいのかもしれません。)しかしながらフラット6と比べエンジン重量の軽さから重量バランスは911よりも逆にすぐれ、そのため操縦性に関してはむしろすぐれていたといわれています。 またナローポルシェと呼ばれる人気車種の中でもショートホイールベース(66〜68年)タイプとなりますね。(現車は証明書付です。) もちろんボディーとエンジンはマッチングしていることを併せててご報告させていただきます。 現車はアメリカでレストアされ、ボディーも元色と同系統の”ポロレッド”に全塗装されています。明るく美しいこのボディーカラーでのドライブは周囲から注目の的であるのと同時に、ご自身も心浮き立つ時間を過ごされるに違いありません。ソフトトップを開けたドライブはほとんどオープンカー気分です。 そもそも”タルガ仕様”は北米向けを主眼に開発され成長してきました。また輸出の多くがアメリカ向けだったことを考えると今回アメリカから日本にやってきたのは至極当然なことなのでしょう。 キャブレターは純正のソレックスからウェーバーに換装されてはいますが、ミッション、エンジン、電気系統ともアメリカで多岐にわたり手が入っています。4発のエンジン音はよどみなく、調子は絶好調です。 内装に関してはドアの内張り、インパネ、シート等オリジナル性を維持するために当時のパーツを残し、いい雰囲気に仕上げています。逆に貴重ですね。 現在不具合箇所としては微弱のオイル漏れがありました。旧車にはごくあるレベルかと思います。あとは現在最終的なキャブ調整をしていただいています。(エンジンレストア後の微調整です) そんなところでしょうか。 内外装ともに限りなくミントコンディションに近い状態ですね。 本当に残念なのですがエンジンカバーにわずかなへこみがあります。(ガルフのステッカー部分)500円大でしょうか。ぶつけたわけではなくカバーを閉じるときに少しだけ力が入ってしまわれたようですね。軽微ですので、新オーナー様に補修をお願いできたらと思います。 カーコンビニレベルでしょうか。 |
Certificate of Authenticity 現車に付属の書類です 重要です |
exterior |
”ポロレッド”に全塗装されたボディーは美しいです。 メッキ部分、外装のゴム類に至るまで上品にまとめられています。 新車とはまた違ったいい雰囲気を醸し出していますね。 あえて細かな説明はいたしません。是非一度ご覧ください。 |
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美しい純正ホイールキャップ。タイヤはVREDESTEIN 165/15 9部山 |
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クローズにしたときのシルエットも美しいサイドビュー |
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interior |
メーターは911と同じ5連メーターとなります。912の登場当時は3連メーターにチープなプラスチック製ステアリングと鉄板むき出しのダッシュボードでした。タルガはアメリカ市場を意識する中で911に準じた豪華なものに変更されたようです。
当たり前ですがシートに裂けやほつれなどありません |
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オリジナルのパーツを残しながら美しくまとめられています。 1968年当時の雰囲気が逆に好ましく思えますね。 逆によくこの状態で保管されてきたと感謝せずにおれません。 きず、破れ、などは発見されませんでした。 。 |
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1968年当時の内張りです。いい状態だと思います |
mechanism |
こうしてみるといかに4発がコンパクトかわかりますね。 |
美しいエンジンルームです。 機関部分の多くはフルレストアされ新品部分に置き換わっています。 まさに4発の鼓動は理論整然としたというより、血が通った生き物が奏でるミュージックのようです。 是非ご覧いただき、感じてください。 |
エンジンは電気系統を含め手が入っています |
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specification
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このGulfのステッカーの下に微妙なへこみが |
サイドシル部分 綺麗ですね |
タルガトップはフロントフードの中にぴったり納まります |
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当ガレージの同居人 |
◆ コプリスクラブ取材記 ◆ 素晴らしい個体です。 私自身初めて目にいたしました。(当たり前ですね国内に1台しかないのですから。そうすると現車が2台目ということになりますか。) 現オーナー様は有名なポルシェフリークです。ラリー等のイベントにも特別な車で参加される生粋のエンスージアストです。この5/25〜26の両日は356Bロードスターでラリーニッポンに参加されました。 以前にも71年式のタルガを所有されておられたようですが、どうしてもソフトトップ912タルガを入手したく探しに探してセントルイスで現個体を発見され輸入に至ったとのことです。 そのために要した金額は****万円・・・・・・・。 う〜む さもありなんですね。 少なくとも日本国内で手に入れようと思っても1台しかないのですから難しいでしょう。 現車は最近購入されたばかりで車検はH28年4月までほぼ3年あります。(新規登録のため) おそらくご覧の皆様は手放される理由が気になるところでしょうね。 実は最高のナロー911Sとの差し替えのためとのことでした。 う〜ん・・・。なるほど。 何年式の911Sなんでしょうかね。 オーナー様にとって本当に惜別です。取材当日も掲載することを躊躇されていらっしゃいました。できうれば本当にこの車の価値がわかっていただける方にお譲りしたいというのが私におっしゃられた唯一のご注文です。 私の願いも、本当のポルシェフリークの方のところに嫁いで、50年先もっとそれ以上に保護管理していただけたらと思います。 やはりこのような個体は個人の所有物であるのと同時に社会全体の所有物ですものね。 是非一度ご見学にお越しいただきオーナー様と会話をお楽しみください。 きっと共通の趣味を持つお仲間として、いい時間をお過ごしされることでしょう。 現車は東海地方にございます。 ご見学に際し私も同席させていただきますのでご安心ください。 ご連絡お待ちいたします。 (遠方の方は追加画像もお申し付けください) |
タルガの名称由来はイタリアでかつて行われていたタルガ・フローリオ耐久レース。1966年の優勝を記念して1967年式のポルシェ911/912のセミコンバーチブル仕様から「タルガ」と名付けたのが最初だそうです。 6/16 追記 朗報です。 現車における私自身唯一気になる部分であった、リアエンジンフードのえくぼはオーナー様に修復していただきました。(もちろんプロの手になるものです) これでより完璧に仕上がりましたね。
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