レストア完了 甘美なハンドリング ホンダ N360TS(NU) |
◆車検証記載事項 ■登録 S44年(1969年) ■車検 H29年10月 ■車体番号 N360−1363*** ■走行 86,330km ■長さ299cm 幅129cm 高さ134cm ■重量 530kg ■排気量 354cc |
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◆どんな車 それまでの軽乗用車の常識を破る低価格と高出カ、高性能で1967年(昭和42年)3月に衝撃的なデピューを飾ったのがホンダN360。2輪メーカーのホンダがスポーツカーのホンダS500/S600/S800に続いて投入し、4輪メーカーへの足がかりを築いたと言われる。 空冷4サイクル2気筒OHCエンジンを、2ボックスのシンプルなスタイルのボディに搭載したFF車。実用的な広い室内と、9000回転という高回転に至る強力なエンジンで若いユーザーの心を鷲づかみした。。 発売2ヶ月目にはそれまで10年間、軽の王座を独占していたスバル360を抜き、トップに躍り出るという爆発的な売れゆきをみせた。
◆現車の特徴と状態 現車は発売から遅れること1年半、ツインキャブが装着された最もスポーティな追加グレードである[TS]でタイプはNU。4速フロアシフトを持ち、オプション装備をふんだんに奢った車輌です。
車輌をレストアするに至っては、くたびれて出力が落ちていたエンジンを新品ワイセコピストンを使って再調整(詳しくはメール問合せ下さい)、ツインキャブの燃調まで細かくチューニングし直して48ps/4kgf・mくらいの出力となっています。 足回りについてもこだわって調整、ロールの強かった状態を改良すべく、NV用の(ロア)サブフレームに交換しスタビライザーを装着してあります。他にも当時物10インチのアルミホイール(ハヤシストリート)でクラシックカーにふさわしい見た目に仕上がっています。
☆ボディ色はライトスカーレット ☆エンジン良好(オーバーホール後走行800km) ☆純正キー2本あり ☆8トラデッキ良好およびラジオ新品装着 ☆足回り良好 ☆タイヤ9分山10インチアルミ他に純正鉄ホイール4本あり(キャップ付き) ☆ラリー用ライトカバー装着 ☆フェンダーモール(オバフェン)は穴あけ加工なし ☆他は取材記【1】に記載
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◆出品地 鹿児島
★売約成立10万件突破★
★日本最大 世界中の趣味人たちのサイト
SEiyaaセイヤーから、
また一つ、珠玉の名車が、新たな趣味人の方へ、
受け継がれて行きました★
by SEiyaaセイヤー 鹿児島県代表加盟店 永里
◆ただ今出品中のホンダは、こちら です。◆
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◆鹿児島近県からの出品取材のお問い合わせ
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エクステリア |
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◆本当に小さい(まさに小型) |
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◆当時物のアルミホイールが良く似合います |
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◆白いマッドガードがアクセントになってます |
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◆ウィンカーとブレーキランプは共用の赤レンズ |
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◆最新のN-ONE顔の元祖となったタイプNU |
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◆アクセントとしてボンネットフックを装着しました |
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◆リアのTSエンブレムはNT用を使っています |
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◆樹脂製サイドバイザーは希少 |
インテリア |
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◆黒色インパネはオプション品 |
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◆このシフトノブは社外品(純正ウッドあります) |
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◆8トラデッキも使えます |
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◆ドア内側パネルは新品を使いました |
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◆ハンドルの皮巻きも新しくしました |
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◆昔を思い出してシートカバーをしています |
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◆天井の状態も上々です |
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◆3点ベルト&ヘッドレストはオプションだったそうです |
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◆灰皿は新品です(デッドストックだったので…) |
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◆ダッシュボードもご覧の通り綺麗です |
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◆インパネをクローズアップで! |
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◆運転席・後部座席足元の床(上)と、トランク(下) |
取材記【1】 オプション装備 |
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◆取材記【1】 分かっていた事だったのですが、この車が発売されている当時は、現代では付いていて当たり前の装備がオプション設定されていたのです。それを実感させられたのが今回の取材でした。 それというのも、現所有者さまがパンフレットなどについての収集も趣味としていて、この車輌N360のパンフレットも探し出して取材の準備をしていたのです。
現車輌がオプションとして装備している物を挙げます。 ☆サイドバイザー(クリアブルーの樹脂製) ☆シガーライター(汎用品を装着) ☆木製シフトノブ(現装着は社外品・純正あり) ☆ダブルホーン(現装着は社外品・純正あり) ☆ヒーター・デフロスター ☆ウィンドウォッシャー ☆2スピードワイパー ☆ベンチレーションシステム ☆ヘッドレスト ☆3点シートベルト ☆サンバイザー(運転席および助手席) ☆黒色インパネ ☆タコメーター・トリップメーター ☆コンソールボックス(シフトノブの付け根カバーボックス) ☆ハザード ☆オーバーライダー(フロント・リア)
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エンジンルーム |
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◆エンジンルーム全体像 |
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◆直列2気筒OHV |
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◆永井電子のハイパーイグニッションで点火 |
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◆アーシングしてあります |
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◆ツインキャブでハイパワー化 |
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◆レギュレーター新品&ダブルホーン(装着されているのは社外品) |
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◆ミッション部分を覗き込んでます |
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◆スペアタイヤがエンジンルームに! |
取材記【2】 走行記 |
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◆取材記【2】 現車は2016年1月にレストアが完了したばかりの車輌で、エンジンの調整(チューニング)も細かく行われてとても調子が良いものでした。 試乗したとき一番感動したハンドリング。軽自動車特有のフワフワでモッサリとしたものを想像していたのに、あまりの違いに思わず「聞いてないよ〜」と、一人ニコニコとしてしまいました。うまく表現できないのですが、「許されるのなら全開アタックをしてみたい!」と…、レーシングカートのテクニックにある、イン側のリアタイヤを軽くリフトさせてターンインする感覚。四隅にあるタイヤが全て手の中にあるのを感じたのです。(そんな感じがしたと言い直しておきます。)適度なしなやかさと小さく軽い車体で、とにかく楽しいのです。
試乗の後から聞いたのですが、足回りについては☆フロントショックアブソーバーは純正デッドストック品に交換したばかりで、☆NV用のロアサブフレーム交換にともなう☆スタビの装着、☆フロントアッパーマウントおよび各ブッシュの交換・☆ステアリングピニオンブッシュ・タイロッドエンド交換とフロント周りは完璧で、併せてリアに於いては☆リーフスプリングブッシュ交換と☆ショックアブソーバーをNISSANサニー1000純正に交換したとか。(もちろん全部新品)
ホンダを知る人なら分かると思いますが、エンジンは9000回転からレッドゾーンと恐ろしく高回転まで回るもので、まるでスポーツバイクのようです。それなのにカタログ燃費は28キロだとか… (今回は慣らし中だったので7000回転まででした。) ☆エンジンマウントはフロント側にN600用を使い、☆リア側はそれに併せてワンオフ制作するこだわりようです。☆スターターダイナモのブラシ交換オーバーホールや、☆ボルテージレギュレーターを新品にするなどの他、☆ピストン(ワイセコ製)およびピストンリングの交換に☆ボアの調整などと、もう手を入れるところは全てにおいて完了しています。
一度は体験して見てください。そのフレッシュな状態のN360を!ツボを付いたチューニングを!(サーキット用ではありません。楽しいドライビングを求めたものです。)
説明が長くなり申し訳ございませんでした。
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下回り |
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◆フロントから覗き込むとスタビが目立ちます |
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◆NV用のロアフレーム&スタビ |
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◆胴回りから前を覗き込む |
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◆リーフスプリングブッシュは交換済み |
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◆リアショックはB10サニー純正新品を流用 |
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◆消音機は純正と同型をワンオフしてあります |
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◆10インチアルミに純正キャップが自然としてます |
所有者さまからのメッセージ |
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◆所有者さまからのメッセージ 発売当時に若者を虜にしたN360を所有して乗ってみたかったのです。ただ手にしたN360は綺麗でしたが全体的にくたびれていて「違うはず!こんなもんじゃ無い。」と手を入れだしたら、あれもこれもとなりました。今では満足しています。
それなのに所有台数が増えたことにより、車輌維持の為に使う時間が足りなくなりました。そして、年齢的にも苦しくなってきたので手放す決心をしました。
このN360はホンダらしい車だと思います。内外装の仕上げは個人の趣味で若々しくしていますが、フェンダーモールを外して純正の鉄ホイールに履き替えれば、クラシカルな雰囲気が戻ってくると思います。 手が掛からずに乗れる状態になっていますので、安心してお楽しみいただけると思います。大切にしてあげて下さい。(状態維持のために定期的に動かしますので走行距離が少し伸びることをご了承ください。)
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◆出品地 鹿児島
★売約成立10万件突破★
★日本最大 世界中の趣味人たちのサイト
SEiyaaセイヤーから、
また一つ、珠玉の名車が、新たな趣味人の方へ、
受け継がれて行きました★
by SEiyaaセイヤー 鹿児島県代表加盟店 永里
◆ただ今出品中のホンダは、こちら です。◆
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