個人売買　１９３６年製　ＭＳＡ（エムエスエー）三輪車　旧車　オートバイ　サイドカー　趣味車　スクーター　個人売買お手伝いサイト　ＳＥＩＹＡＡ　セイヤー

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ｂｙ　ＳＥiyaaセイヤー神奈川県代表加盟店　石塚

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１９３６年製　今から８０年前の三輪車
戦時中の接収を逃れた数奇な運命
エンジン整備済みの実動車！！
オールペンで綺麗になってます
雑誌・オールドタイマー掲載車両

ＭＳＡ（エムエスエー）三輪車

●年式
　１９３６年

●車検
　無し

●所有者履歴
　複数

●EG　MT　オーバーホール
　不明
　エンジンは整備済みで実動です。
　敷地内で走行確認済み。

●PRポイント：
　以前にコレクターから譲っていただき、エンジンの整備を行いました。
　ＭＳＡ自体がどのようなメーカーであったか知りえませんが、ネットで検索しますと東京・神田にあった「モーター商会」という記述が出てきますが、定かではありません。
　当方は三輪のマニアで、そのご縁でＭＳＡが手元に来ましたが、戦後の三輪車ダイハツ・ミゼット等をコレクションしておりますので、このＭＳＡはコレクションの対象では無い事と置き場所の問題がある為、どなたかこの車両の価値のわかる方や、博物館の所蔵等に良いのではないかと考えまして、ＳＥＩＹＡＡに依頼しました。
　返納証が昭和３２年（１９５７年）となっております。
　もちろん書類付ですので、登録出来るかと思いますが、各都道府県等により解釈が異なる場合があります。購入する前に、お住まいの地域の陸運局にて各自ご確認いただけますようお願いします。仕様の変更等。
　エンジンはサイドバルブで、国産エンジン第１号のＮＳ号（島津楢蔵氏作成）と同じ機構だそうです。
　ＮＳ号については、岩手の『みちのく記念館』に資料がございますので良かったらご参照願います。

※ＮＳ号の機構とは
　４ストロークＦ型単気筒４００ｃｃ（ＭＳＡはＶ型２気筒です）
　吸入は自動吸入弁（オートマチックバルブ）式
　これはカムを使わずに弱いスプリングを使いピストンの吸入作用により自動的に吸入弁を開かせるものである
　
※雑誌・オールドタイマーに掲載
　今年の１月に取材が入りました。
　２０１６年２月２６日発売のオールドタイマーのこの車両が掲載されますので、そちらでも詳細等確認できると思いますので、是非、ご覧下さいませ。
　また、車両を購入されれば、雑誌に掲載のあった車両ということで所有意欲を、より抱かせてくれるものと思います。

※上記内容はオーナー様のコメントに基づき作成しており、ＳＥＩＹＡＡで裏付けを取ったものではありません。

※ＳＥＩＹＡＡ神奈川：石塚コメント
　取材にお伺いして来ました。
　ダイナモが日立製でした。当時物か後付けかは不明ですが恐らく当時ものではないかと思います。
　キャブがＭＩＫＵＮＩ製アマルです。
　資料が無いので詳細は不明ですが、全体の佇まいからするとＭＳＡは国産車のように感じます。
　エンジンが単気筒ではなく、Ｖツインというこころに本気度を感じますね。
　ＪＡＰのエンジンをまねて日本で作成したエンジンではないかと想像します。
　戦火を逃れて生きながらえた。また、昭和３２年に抹消したまま現在に至る、というところに浪漫を感じます。
　戦前の三輪車はとにかく希少なので、歴史的価値も高いのではないでしょうか。
　できれば今後も末永く動態保存される事をいち趣味人として強く望みます。　
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※コメント追記（平成２８年４月１４日）
　雑誌、オールドタイマー１４７号より抜粋。現オーナー様を通じて抜粋の許可は得ております。

●エンジンについて
　エンジンはＭＡＧ製（スイスのモトサコシ製）ＭＯＴＯＳＡＣＯＣＨＥ
　ＭＡＧとはモトサコシ・アカシアス・ジュネーブの事で、メグロの最初のモデル、メグロ・Ｚ９７（１９３７年昭和12年）５００ｃｃ単気筒を開発する際に当時の輸入エンジンの中でも優秀であったスイス製「モトサコシ」ＭＡＧエンジンを手本に開発された。
　フラットヘッドＶ型２気筒７４１cc
　吸気がプッシュロッド、排気がサイドバルブ
　旧排気バルブが松ぼっくりのような燃焼室で向き合うＩＯＥ（インレット・オーバー・エキゾースト）
　コンロッドは前後でオフセットの無いフォーク＆ブレードタイプ。ハーレー初期の７Ｅ型に良く似た構造
　オイルポンプ付きの自動潤滑
　マグネトーは日立
　予備のエンジン一式がパーツの状態で保存されている。
　キャブレターはアマル三国の３９２型
　手動ミッションは上からＲ－Ｎ－１－２－３
　エンジンはキックが重いがあっけなくかかる。

●車体について
　デフはシングルチェーン用のデファレンシャルギア（実用新案）。
　フロントフォークは「押型鋼板製二列発條入」チャンネル材のフォークにフリクションダンパーと２本のコイルスプリング（２本のメッキケース）を備える。
　オリジナルのヘッドライトは損傷無し。

●モーター商会（ＭＳＡ）とは
　大正１４年に東京・神田で創業
　大正１４年　ＪＡＰの３４６ｃｃエンジンを積むオート三輪を販売。既存の他社エンジンを自製のフレームに乗せるアセンブリーメーカーに違いは無かったが、ミッションやデフの技術でアドバンテージを保ち東京の３大メーカーに数えられていた。
　創業者の小宮山氏は自転車競走選手として活躍後、丸石商会の出資を得て開業
　専任設計者の日野氏はオートバイ競争選手でチェーンドライブ式デフなども考案。このデフは関係の深かった目黒製作所で作られていたようです。
　東京のオートバイメーカーの草分け的存在
　（他はＫＲＳの山成商会　ＪＡＣニューエラの日本自動車大森工場）
　昭和３年に１７６ｃｃビリヤースエンジンを使った自動自転車（オートバイ）を販売
　同年オートバイとリヤカーを組み合わせたオートリヤカー「ＭＳＡライトパーセルカー」を製造販売
　昭和５年　ＪＡＰの４９０ｃｃエンジンを積んだモデルを発売
　昭和８年　６７５ｃｃ単気筒エンジンを積んだモデルを発売

●お宝発見
　古い三輪があるとの情報を得て、引取りに行く。ダイハツかマツダかと喜び勇んで行くと、見かけない外国製？の三輪車が・・・
　埼玉に戦前からある会社の倉庫にありました。この会社が戦時中に軍需工場の下請け仕事をしていたのでその物資運搬用に戦火の町を行き来していたようです。その為、スペアパーツも完璧にそろえてあり、最後の最後まで供出を免れ生き残った。

※登録について（ＳＥＩＹＡＡ神奈川：石塚コメント）
　陸運局にて確認しました。
　返納証は本物で登録は可能です。
　カテゴリーは小型３輪貨物になります。
　返納証に車の諸元についての記載が無いので、最低限、排気量の証明と積載量の計算書等が必要になります。
　当時のメーカー発行の諸元表があればＯＫです。
　上記は陸運局のコメントです。
　以下、石塚の考察
　その資料を用意する事が難しいと思いますので、排気量は現車のシリンダーを測定し、積載の証明は難しいので、荷台に山形の蓋をして、「小型３輪乗用車」等に構造変更すれば登録出来ると思います。

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※個人売買ですので消費税や納車整備代金はかかりません。上記代金のみです。

※陸送代金、引取り費用、名義変更代金はご自身でご負担下さい。

※銀行マイカーローン（金利が最安です）を利用される方は、申請用見積書を作成します。

※お申し込みの注意点
　　ＳＥＩＹＡＡの取引は個人売買です。ショップとお客さんの取引ではありません。
　　出品者様も、購入者様も、車両の状態の良し悪しの感じ方、見極める能力は人それぞれ様々です。
　　購入後にクレーム・交渉・キャンセルは一切出来ない為、遠方の方も納得できるまで質問や車両を見学をしてから購入され　　ることを推奨いたします。

※以上を含めまして、「利用規約」に御同意の上、お申し込み下さいませ！

※見学について
　大変恐れ入りますが、見たいだけ、とか冷やかしはお断りいたします。
　購入前提の方のみ、お申込み下さいませ。

お問い合わせは、SEIYAA神奈川の石塚まで！
メール：ishizutriple750_1@yahoo.co.jp
携帯：０９０－５５６９－３７５1（18：00～21：00）