MG ミジェット　カフェレーサー

1972年　MGミジェットMK3　最強のMK3です。

今回７月に整備、車検取得をして、更に車高を下げて、精悍さを増した雄姿をご覧ください


この個体は、Mk3デットストックを北米輸出したものと思われます。
『あくまでも予測です』

色々と調べましたが、車台番号はMk4の番号が打刻されているものの、
各部がMK3そのものです。

この時代は、ボディーの切り替え時期にこうした個体があったようです。
北米モデルですので、左ハンドルになります。

英国車は右ハンドルが定番ですが、スプリジェットに関して言えば、
設計そのものが輸出を意識した左ハンドル優先の設計がなされております。

例ですが、レディーファーストの国であるにも関わらずサイドブレーキが左側にあります。

したがって、助手席のご婦人？の足元に手を伸ばす形になります。　　
これは不自然ですね。

とはいっても、やはり右が良いという方には、コンバートも簡単に出来ちゃいます。
そういう設計なんですね。

私個人としては、左設計なら左がいいですね。
運転しても、非常に乗りやすいですし・・・

また、この個体は徹底的に仕上げられております。

乗ればこのシャキッとしたボディー、シャーシ、エンジン（ボアアップ）、
キャブ（ウェーバー）の吹け上がりの素晴らしさが分かるでしょう。

一般的にスプリジェットは価値として低く見られがちですが、
この1275搭載のMk3に関しては特別です。
ミニで言えばクーパーSといウことになります。
現にエンジンはSのデチューンモデルです。

また、ボディーに一切腐りはありません。
もちろん泣き所のサイドシルもOK、床も一切腐り無しです。

したがって、切った貼ったの事が無いので、熱が入っていないため、
本来の錆予防剤がそのまま生きています。

腕利きの方が作り上げた個体出すので、
塗装のベースも下地を丁寧に残しながら表面を削りおとし、
下地をお越し、ウレタン塗装を施し、クリア仕上げしてあります。

したがって、業者が販売目的に作る個体とは違い、
一切手を抜かないで全力で作り上げた個体なんです。

カフェレーサーとして仕上げてますので、サイドモール、
ボンネットモールは取り外してあります。（保管してあります）

とにかく、軽く、速く、綺麗でしなやかな
ミジェットMK3の実力は乗ってみないとわかりませんよ。
軽さに勝るものは無い。

部品は豊富でMOSSでも東京のBRGさんでも手に入ります。
とにかく、英国車は部品が安価で助かります。
維持する事へのハードルが非常に低いのが魅力の重要な要素です。

野太いトルクとサウンドに魅了されます。
しつこいようですが、感じてみないとわからない。本物の仕上がり。

ブリティッシュライトウエイトの王道です。

◎この個体の最大の特徴は、やり過ぎていないチューニング！
ボアアップ・キャブをウェーバーへの換装、余分なモール類を削除。

センターロックをやめ、ナット止めたことも、軽さを求める重要な要素です。
ドアはあえて丈夫なMk5を利用して安全を重視。
この為に一台ドナー車両を惜しみなく使っています。

そして、ワンオフマフラー、車高は安全を確保できるギリギリラインまで下げました。

実際にはもっと落ちますが、一般公道では乗れませんね。
あえてサスペンションは、純正を選択する事により、操縦する面白さが出ています。

いかがでしょう。操りたくなりましたでしょう・・・

サーキットでも走る事を想定してますのでセンターロックなし	直線と曲線の美しさは本当のプロの技
文句なしです	100マイル出ちゃいます

	希少なバッジですので、取り外します。 ご覧のとおりピカピカです。 カラーは日産のホワイトカラー を使ってますので、メンテナンスも 簡単です。
	ウェーバーの調子も抜群です。 夏でもそれなりに涼しくなるように 工夫してます。
	K&Nからロングファンネルに換装 これにより、吸気のバランスが 絶妙に良くなりました。 気持ちよく走ります。
	1500の回転系を装着しています。 正確な回転数を確認しながら 走ってます。 計器系の不具合は特にありませんが しいて言えば、ガソリンメーター に若干の狂いがあります。 愛嬌、愛嬌

1275は貴重です。大切に！	NOはオリジナルを残しています。	プレート

ＡＥ社＋60ピストン	ＡＥ社ピストン
ＥＮ16Ｔ	Ｗチェーン
エンジン組みあがり	クランクの状態

右サスの状態	左サスの状態
荒仕上げ錆ありませんん	肝になるサイドシルの状態（良好です

動画（少々ブレブレでうるさいですので音を絞ってご覧くださいませ・・）


http://youtu.be/im4S3p17RpQ



http://youtu.be/OzuKi1Ek0eg