※モデル紹介
インディアン4とは1927年から1941年まで14年間生産された当時の高級車です。
●INDIAN ACE
インディアン社は1927年にACEE社を買い取り、ACE社の製品ラインアップにあったストレートフォア(直列4気筒)モデルをINDIAN ACEとして発表する。
しかしそれは排気量1200cc、40馬力のACEモデルに、小さめのタイヤとINDIAN REDの塗装をほどこしただけでのモデルした。
●モデル401
1928年には設計が見直され、リーフスプリング・フロントフォークが採用された。
それに合うフレームとタンク、そして大型フェンダーに形状が変更。
●モデル402
その後、1929年からのModel 402は、振動を抑えるためにツインダウンチューブを採用。
エキパイの形状がフィッシュテールになる。
エンジン内部にも変更がほどこされ、192Km/hという速度を記録して、最高のバイクと高く評価されます。
しかし、このストレートフォア・シリーズはあまりにも値段が高く、多くは売れませんでした。
※今回の出品ははこのモデル402になります。
●製造中止まで
1929年(昭和4年)10月24日、ニューヨーク、ウォール街での株暴落から始まった世界恐慌は、急激にバイク・マーケットを縮小させました。
この大恐慌で、200社もあったアメリカのバイクメーカーは次々に倒産し警察や軍関係、政府との取り引きが多かったインディアン社とハーレー社だけになってしまいます。
1939年(昭和14年) 第二次世界大戦が勃発しヨーロッパで戦火が起こる。2年後の1941年アメリカにも飛び火する影響も大きく、この年ついにインディアン・フォアは製造中止となる。
※貴方が見ているインディアン4について
●モデル年式 1929年(昭和4年)
●登録 平成17年9月
●車検 平成25年8月で切れました。
●車検証記載事項
車名:インディアン 車体番号:静(52)5222※静 原動機の形式:DA59※
シリアル番号:DA59※ (※は数字)
排気量:1260cc 車重:220kg
●走行距離
100マイル(不明)
●事故による修復
事故無し
●所有者歴
複数
●EG MT オーバーホール履歴
前オーナー様がエンジンOHしています。
●電装類
今の状態は6V
コイルまき直し
車検時は12V仕様に別積みで通しています。
(6V電源はそのままに車検時だけ12Vバッテリーを使ってライトの検査をします)
●最近の整備・交換内容
平成25年8月で車検が切れました。その後は乗っていません。
近日、エンジンがかかるように整備しておきます。
●定期点検記録簿
無し
●PRポイント
平成6年に日本では当時大変有名なバイク屋さんが輸入しました車両です。
その後、平成17年に登録し、平成25年まで乗られていた車両です。
登録時に用意した資料が沢山あります。特に、資料の原本がありましたので、スムーズに登録出来ました。 前オーナー様がエンジンをOHしていますので、エンジンの状態は良くしっかりと走っていました。
今から88年も前の車両です。1920年代の車両で日本のナンバーが付いて登録されていて実際に公道を走れる車両はものすごく少ないと思います。
歴史とロマンにあふれた一台になると思います。
●もっとも気に入っているところは?
他に乗っていらっしゃる方がほとんどいないこと。
●この車との出会い・思い出は?
インディアンが欲しくて長年探していましたが、たまたま偶然にこの車両に出会った。
そういう出会いがあった事が不思議ですね。
※参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=w7k1qLPYPBQ
https://www.youtube.com/watch?v=S6TYhGL8VFA
https://www.youtube.com/watch?v=vwVVM949f-A
※インディアン・モーターサイクルの歴史
https://www.indianmotorcycle.co.jp/history/
※SEIYAA神奈川:石塚コメント
88年も前の車両であるとはいえ、エンジンOH済で、既に日本で登録済ので車両ですので軽整備でこのまま車検は取れると思います。
通常、こういったビンテージ車両は国内で見つけるのは難しく、よっぽどのご縁がないと巡りえないと思います。今はNETの時代ですから、持ち主様から依頼があれば、どなたでも購入すチャンスがあるのはありがたい事ですね。
自分で輸入するところから始める事を考えますと、このような状態のものを手に入れれば随分と初めのハードルが低くなりますので比較的安心できると思います。是非、貴方様のコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
お値段も海外で売っているお値段と同程度もしくはむしろ安いくらいですから大変お買い得かと思います。
実動状態のインディアンの4気筒は大変貴重で世界的に見ても現存台数はそう多くはないと思われます。
国内でも登録されている台数は5台程度ではないでしょうか?
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