フィアット　リトモ130TC　アバルト

初度登録：1987年12月

走行距離：約77000�q（令和4年9月3日時点）

車検：令和6年7月24日まで（ほぼ車検取り立て）

最後のリアルアバルト！

ツインウェーバー搭載車で販売当時に“猪のような加速”と称された獰猛な加速は健在です！

それもそのはず、現代では考えられない軽量な車体（車両重量950kg）に排気量1995ccのDOHCユニット＋ツインウェーバーキャブレター＋ECU点火システムで130馬力を叩き出します。

現代のストリートでも当時のラリー気分で疾走することが出来る名車中の名車です。最後のリアルアバルトですから！

残念な事にその走行性能を出し切れる個体もめっきり減ってきました。

この車両は約1年前に“程度の良い”という触れ込みの車体を現オーナーが入手したところ、実情は散々なものでした。点火系、吸気系、排気系、冷却系、電気系、足回りとすべてに不具合がある状態で、エンジン始動すらできないものでした。そこから1年かけて海外からパーツを集め専門店で整備を施しました。それによって普段使いもできる往年のラリー車に生まれ変わりました。

しかしながらこの1年の整備期間にMorris Mini Minor Mk1を入手する機会があり、そちらの整備費捻出のために泣く泣くの出品となります。現オーナーはこれまで、ロータスコルティナ、ライレーエルフ、フィアットUnoターボアバルト、キャブクーパー、マセラティギブリ、初代パンダ、オースティンヒーリースプライトMk1、ヒルマンインプ、フォードフォーカスRS、X1/9等々70台以上を乗り継いできた生粋のカーマニアです。

現在の車両の状態としては、機関的には良好な状態です。クーラーも稼働できる程です（これは少し驚きです）。外装は概ね良好です。内装もダッシュの割れ等ございます。これらを追加整備すれば完璧ですね！現オーナーもそれらの追加整備をする予定でしたが上記の理由により断念し、その分お安くお譲りするとの事です。

なお、本個体は関東で乗られていたもので、北海道の塩害にはまだ晒されていないのもポイントです！

前オーナーによる大きな整備内容としては、ボディオールペン、シート表皮張替え、タイベル交換（６８９６０ｋｍ）、キーレスエントリ−装着が挙げられます。 

以下が現オーナーの整備内容であり、この1年間で行われたものです。部品代も含めて総額140万円程度を掛けています。

ECU（Digiplex MED408A）交換（中古良品）

キャブインシュレーター交換（新品）

フロントブレーキキャリパーOH（オーバーホールキット）

フロントブレーキホース交換（新品）

ウェーバーキャブOH（オーバーホールキット）

エアクリーナー交換

タイロッドエンド交換（新品）

ラジエーターワンオフ作成

マフラー交換（新品）

リアランプカバー交換（中古）

ドアキーシリンダー交換（中古）

パワーウィンドウモーター整備

ラジエーターファンスイッチ交換（新品）

アンテナ交換（新品）

サーモスタット交換（新品）

TDCクランクセンサー交換（新品）

回転角センサー（新品）

イグニッションコイル交換（新品）

リザーブタンク交換（中古）

スパルコストラットバー取付

スパルコABCペダル取付

下回りシャーシブラック塗布

フォグランプ黄色塗装

ルークランプユニット交換（中古）

ホイールナット交換

クーラー整備

車検整備

手動冷却ファンスイッチも増設しました。

ダッシュマットを作成してステッカーチューンもいたしました。