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Ｃｏｐｒｉｓ　Ｃｌｕｂ　Ｎｏｓｔａｌｇｉｃ　Ｃａｒ　Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ

'92 Ferrari 348ts

DINO246GT

308

328

Ｆ355

皆さんブレザージャケットの語源はご存知ですか。１８２９年ケンブリッジ大学とオックスフォード大学のレガッタによる定期対抗戦がテムズ川で開催されました。その際、ケンブリッジ大学のボート部の漕ぎ手たちが、母校のカレッジカラーである真っ赤なのフランネルのジャケットを着用しそれが川面に移るさまを見て両行の応援団が口々に”ＢＬＡＺＥ、燃えるようだ”（blazing red、blazeは炎の意）と発したことがブレザーの起源と言われているようです。それはそれは大変美しく、まさに燃えるように川面に映えていたそうです。

今回の取材にあたってその昔”Ｍｅｎｓ　Ｃｌｕｂ”に紹介されていたそんな文章を思い出しました。

さて春一番でご紹介する２台はまさに燃えるような”レッド”が美しい極上なマシンたちです。

その第一弾として、それは美しい極上のフェラーリ348ＴＳをご紹介いたしましょうね。
(第２弾はこれまた美しい真紅のＢＭＷ　Ｚ3のご紹介です。お楽しみに）

それではとりあえずちょっとだけ348ｔｓのご説明を。

１９８９年フランクフルト・ショーでデビューした348ｔｂ/ｔｓは主にシャーシで288ＧＴＯやＦ40で試行されたノウハウが投入され、それまでの量産Ｖ8フェラーリと比較すると格別にシリアスなスーパーカーとなっていました。Ｖ8・３２バルブのエンジンは、３２８以前の横置きから縦置きにレイアウト変更するとともに、3405ｃｃまで排気量を拡大。変速機は７０年代後半に活躍したフェラーリＦ1マシーン、312Ｔ系と同様の横置きとされ、車名の「Ｔ（transverse:トランスバース＝横置き）」の由来ともなりました。
１９９３年には細部を刷新した348ＧＴＢ，ＧＴＳに進化しスパイダーも追加されるのですが、３４８シリーズはＦ1のテクノロジーを詰め込んだ記念すべきモデルなのです。

EXTERIOR 1

それまでの308/328から全面的に改良されたその流麗なボディデザインは、前作に引き続きピニンファリーナの手によるものです。
大幅に近代化され、サイドの大型エアインテーク部分がテスタロッサ風のフィン付きにデザインされていました。

テールランプもフェラーリ伝統の丸型4灯タイプから、テスタロッサ同様のルーバー越し異形タイプに変更されています。

さて現車です。美しい。新車のごとき輝きというと大げさかもしれませんが、几帳面なオーナーにより磨き上げられたその姿は、
まさに新車のごときです。たしかによく見れば小傷がないわけではありません。が、１０段階の８．５は十分にあげられる状態です。
色が抜けやすいボディーカラーですが艶も申し分なし。ホイールにもガリ傷などありません。くどいようですが美しいです。



	リアのルーバーはまさにテスタロッサ。
当時はスポーツカーと言えばリトラクタブルヘッドランプが定番ですね。	この画像のとおりＴＳはタルガトップですのでオープンエアーを楽しむこともできるのですよ。脱着はむつかしくはありません。

EXTERIOR 2

１２気筒の道幅いっぱいのバカでかい子たちに比べるとなんと小さくてかわいいのでしょう。
ディーノから脈々と続くスモールフェラーリの系譜です。

ＧＴＳのエンブレムがついていますが、ご愛嬌ということで実際はＴＳです
	御覧のとおりチンスポにもガリ傷などありません。
	ウインド周りのゴム類の状態も問題などありません

マフラーはＭＳレーシングに交換されています。官能的です。ノーマルも付属いたします。

好みは分かれますがテスタロッサと共通した意匠のサイドルーバー。前モデルの３２８や後継のＦ355とは一線を画します。
私は好きですよこのデザイン。

ホイールは３６０モデナのものと差し替えられています。もちろんオリジナルも付属いたします。タイヤは８．５部山ぐらいですかね
後方の視認性がどうのこうのと野暮はなしということで。思ったよりいいですよ。	ＴＳはタルガですからね、この季節はもちろん外してオープンエアーを楽しまれては・・・・。

INTERIOR

インテリアの状態は１０段階の７ぐらいでしょうかね。十分清潔かつきれいに保たれています。
むごい傷やほつれなどありません。またこの年式の車によくあるコクピットの”べたつき”ももちろん対策済です。
２５年前の車ですから時代を感じさせるコクピットのデザインではあるのですが、これはこれで当時のフェラーリの意匠なのです。
何をおいてもオリジナル性が残った室内はいいものですよね。

	ダッシュパネルはきれいですよ。
ステアリングもオリジナルですね。結構替えられた個体が多いですからこれはこれで貴重です。	シートは年式相応の小傷はあるもののむごい傷などありません。
メーター読みで７７０００ｋあまり	ドアのインナーパネルの状態も秀逸です。
	空気導入口。
	唯一無二のトランクルーム、小さなトランクぐらいならＯＫでしょうか。オリジナルの革製工具ケースも付属いたします。
３４８のエアコンパネルは結構弱点でして、オーナー様に手動で操作できるノブを追加していただいています。	シフトノブはアルミのものと差し替えられています。シフトゲージがいいでしょ。

MECHANISM

この時代のマシンはＶ8エンジンと言えどもエンジンルームに余裕があるのです。
それはこの３４８はそれまでの３２８からフレームが刷新されたためなのですね。

昨年夏にエアコンコンプレッサーが故障いたしまして、その交換の際にエンジンを下してタイミングベルト、
テンショナー、ウオポン交換済です。戻ってきたのがこの２月だそうです。まだほやほや。
肝のタイミングベルトを交換していただいていますので当分は神経使わずに楽しんでいただけます。
アイドリング時に嫌なメカニカルノイズもなくふけ上りもスムーズです。オイル漏れなどもありません。
ミッションは温まるまでは、２速のはいりが少しだけ渋いようですが、まあこんなものでしょう。

走行距離は77000ｋｍではありますが、基本的に歴代のオーナが手を入れるべきは手を入れてある個体です。
休日のワインディングドライブで３０００回転を越えてからのその官能的なフェラーリミュージックは
日頃のストレスなど一瞬で吹っ飛ぶことでしょう。
カキン、クゥオオ～ン。カキン、クオォ～ン。まさにそんな感じ。

オーナー様と短時間ですがドライブを楽しみましたがまあ安定していること。また乗り心地もいいのでびっくりです。
いや～速い速い。車高の低さと官能的なノイズがミックスされて実スピードよりも３割増しです。

どなたにお似合いかな・・・。自動車メーカーにお勤めの若い独身サラリーマンの方などいいかもしれませんね。

最近タイミングベルト、ウオーターポンプ、テンショナー及びエアコンコンプレッサーを交換していただいています。	マフラーはＭＳレーシングに交換されています。官能的なエキゾーストノイズを奏でます。
	エンジンフードダンパーも交換されているようですね

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高	４２３０×１８９４×１１７０ｍｍ	車両重量	1370ｋｇ	エンジン形式	９０度Ｖ型８気筒ＤＯＨＣ
総排気量	3404ｃｃ	最高出力	300ｈｐ/7200ｒｐｍ	変速機	５速Ｍ/Ｔ
燃料供給	ボッシュ・モトロニックＭ2.7	制動装置（Ｆ．Ｒ）	ベンチレイテッドディスク	最高速度	280ｋｍ/ｈ

OTHERS(付属ノーマルパーツ）

３４８ノーマルホイール

ノーマルマフラー

　　　
　　　　　　　◆　コプリスクラブ取材記　◆

僕たちの時代のフェラーリＦ1ドライバーと言えばニキ・ラウダ、ジル・ヴィルヌーブにアラン・プロストといったところでしょうかね。
当時のＦ1レースの中心はもちろんフェラーリ。今よりＦ1レースがエキサイティングで華やかな時代でした。
そういえば思い出しました。鈴鹿の第一コーナーでスタートしてすぐ、セナとプロストが互いに譲らずクラッシュ！！　　当日は第一コーナー手前スタンドで観戦してました。ほんとしびれましたね。

車好きにとってどうしてもフェラーリというと特別な存在で取材となるとワクワクです。
ましてや私の大好きな”スモール・フェラーリ”ですしね。

さて今回の取材は愛知県東部の三河地方です。
当日は２～３日前からの雨も上がり、うす曇りではありますが撮影にはもってこいの天気です。
もとより季節は春！　桜満開の最高な撮影日和です。

オーナー様はご多分に漏れずエンスージアストです。永年セブンのＢＤＲに乗られ、サーキット走行も楽しんでこられたのですが、ご家族から屋根付きで家族も乗れるやつに変えてくれというリクエストでポルシェ911（993ディプロトニック、とりあえず４人乗れます）に変更されたもののこれが面白くない・・・・。（シフトが楽すぎてね）
結局すぐに手放されて３年前に現車にチェンジ。（ただ３年間で7000ｋｍ程しか走られていないようですが）

オーナー様は大変細やかで几帳面な方です。見事に輝くそのボディーをご覧いただければで一目瞭然しょうかね。メンテも含めいかに慈しんでこられたのかがよくわかります。
今回手放される一番の理由は、もう一度”セブン”に乗りたい！！”オープンエアーを楽しみたい”そんなところでしょうか。ただし今回は毒を少しだけ抜いたやつに・・・・。
いいですね、大好きですこういう方。

正直美しく、手間暇かけたいい車だと思います。ファーストフェラーリにはベストチョイスではないでしょうかね。カッコイイですもん。
小股の切れ上がった官能的なイタリア娘・・・・・。たまりません。

まずは一度見学にお越しくださいませ。
基本的に週末になるかと思いますが、見学当日は私もなるべく同席いたしますのでご安心ください。
東名高速の音羽蒲郡インターがすぐ近くですからお車でお越しいただいても便がいいところです。

ご連絡お待ちいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2017/4/12

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細かいことに悩んでいて、手に入れない時がたっても、何も得るものは無い！歳をとり、感性が鈍るだけ！

感性が新鮮なうちに手にいれよう！
それが、ＳＥＩＹＡＡだけで手に入れることのできる趣味車の楽しみ方！

大変美しく、状態の良い３４８ＴＳです。
ご紹介価格を含めファーストフェラーリとしてベストチョイスかと思います。

★　愛知県東部

＊車検は平成30年5月まで。

*個人売買ですので消費税はかかりません。
＊自動車税の月割のご負担願います。

●愛知県からの出品取材のお問い合わせは
メール　copris@zc4.so-net.ne.jp　ＴＥＬ　０９０－４２５７－９１１３　　　　コプリスクラブ　代表　影山　まで

出品無料！趣味車を手放す予定の方を募集しております。

　詳しくは、copris club 代表　影山まで　　　　090-4257-9113 　e-mail:copris@zc4.so-net.ne.jp　
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