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ｂｙ　ＳＥiyaaセイヤー　愛知県代表　コプリスクラブ　影山

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DATSUN FAIRLADY SRL311 CUSTOM

第二次大戦後、直接国土を戦禍に巻き込まれなかったアメリカは世界中で1番復興と繁栄を享受していました。

車の世界においても世界中のオープン2シーターがやれアメリカ市場に向けて開発、輸出されたのもこの時代です。

そんな市場に向けてダットサンが満を持してデビューさせたのがフェアレディSPＬ310，311、ＳＲＬ311だったのです。
シャーシこそはトライアンフTＲ4などと同じく旧式なラダーフレームではあるものの、エンジンは（ＳＲＬ３１１の場合）強力な2ℓ4気筒ＳＯＨＣ　145ｐｓエンジンを搭載。910ｋｇの軽量な車重と相まって0-400ｍ加速は15.4秒、最高速度は205ｋｍ/ｈという高性能を誇ったのです。
ちなみに当時初めて最高速200ｋｍ/ｈを超えたのはSＲ2000であり、0－400ｍ加速15.4秒はその後しばらく破られることがなかった国産最強のスペックでした。

古き良き時代の国産オープン2シーター。
今回久しぶりにコクピットに座ってみるとそのコンパクトさにびっくりです。

かの地において英国製のスポーツカーに真正面から戦いを挑んだ当時の日産の”気概の塊”
そんな乗り物がＳＲＬ311なのです。

さてこの子です。基本的にアメリカでモディファイされているのですが、ボディ及び内外装が初期型"SRL３１１ローウインドウ"、エンジンとシャーシは後期型の"SRL"にコンバージョンされています。
塗装の状態（国内で塗装の際に下地処理が悪くクラックがあります。）など追求しだすといろいろ突っ込みどころもあるようですが、ランニングコンディションとして乗って楽しみつつ、こつこつモディファイを楽しむのであればベースとして大変面白い個体だと思うのですがいかがでしょう。

現オーナー様も過去の車歴の中で3台目のＳＲだそうですので、こだわって作り上げたあとがここかしこに。

まずは一度ご自身の目にかなうかどうか見学にお越しくださいな。

ご連絡お待ちいたします。

PS：尚この個体は2021年10月に掲載した車輛の再掲載になるのですが現在電気系のトラブルでエンジンに火が回りません。また取材時より9か月ほど時間がたっているため状態に関してはご自身の目でご確認お願いできたらと思います。
最も、ご存じのとうりローウインドウの個体は現在価格が高沸していますので、ここはどう判断されるかだとは思います。

まずはじっくり考慮され一度見学にでもお越しくださいな。
ご連絡お待ちいたします。

2022/7
コプリスクラブ　　影山雄三

EXTERIOR 1

アメリカ仕様のローウインドウSRLの外観がうれしいこの個体。
実は”後期SRL311”のラダーフレームとエンジンに別個体の
”初期型SRL311ローウインドウ・ボディー”を移植したカスタムです。

ちなみにアメリカではよくあるおいしいとこどりのモディファイですね。

完全オリジナルでは途方もなく高価になってしまったSRですが、
ローウインドゥをお探しであればこの選択肢はありだと思いますよ。

なお取材時に気になったところは箇所箇所の塗装面に生じたクラックでしょうか。
これは正直塗装業者の問題に違いありませんが・・・・・。

EXTERIOR 2

この子のエンジンフードはFRPに換装されているのですよ。
リアのバンパーはメッキがやせていますがフロントは御覧の通りピカピカです。

もちろん初期型ですから「ケンカワイパー」と開閉式三角窓を有しています。	初期型固有のバンパー上に1個だけのナンバー灯残念ながらメッキはやせています。
SRLでは結構貴重な傾斜角の強いローウインドウアメリカ人の体格では低すぎたようですね。	幌の状態は抜群です。新品交換済ですからね。


8スポークがよく似合います
こんな感じで箇所箇所に塗装面のクラックが・・・・。

INTERIOR

インテリアは基本的には前期型ＳＲL３１１ローウインドウ。

ダッシュは平板なタイプで黒色塗装が施されたパネルにはドライバー側に3連メーター
中央に2つのメーターを備えています（この個体は時計が追加されていますね）
そのためセンターコンソール形状が67年10月以降の後期モデルとは異なり
ステアリングもアルミ地のスポークとなります。

またオリジナルにはシートにヘッドレストが装着されていませんでした。

ちなみに画像の通りこの子には国内で新品の吊り下げ式クーラーが装着されています。
いや～これはうれしい装備・・・。

もちろん最大の特徴は通称ローウインドウと呼ばれる低く傾斜角の強いフロントウインドウを備えることです。


日本の夏にはやはりクーラーは必需ですね。ユニットは新品だそうです。

	幌は新品ですから内側も美しいわけです。
ダッシュボードにもひび割れなどないようです。

シートの状態は十分美しい。

トランク内は元色ですね。

MECHANISM

SOREXキャブレターを2基備えた直列4気筒SOHC1982cc「Ｕ２０型エンジン」は
145ｐｓ/6000ｒｐｍを発揮します。
尚ミッションはポルシェタイプと同型のシンクロを持った5速を搭載、
当時は国産初の200ｋｍ/ｈオーバーカーとなりました。0-400ｍ加速はなんと15.4秒　　

まさに「韋駄天」です。

現車に関しては残念ながら現在電気系のトラブルでエンジンが始動しません。
その後9か月ほどそのままの状態で保管されていますので基本的にメンテナンスが必要かと思います。

なおこの個体はキャブがSUツインに置き換わっているようですね。

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【出品地】

愛　知　県

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日中携帯に出られないときがありますが、折り返しご連絡差し上げます。

Ｃｏｐｒｉｓ　Ｃｌｕｂ　　代表　影山雄三まで
　
h・fone:090-4257-9113 　e-mail: copris@zc4.so-net.ne.jp

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基本的に私が、ご指定場所まで伺い取材・撮影後責任をもってページを作成いたします。

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