SEIYAA 『ドイツ〜イタリア』ヨーロッパ視察 レポート vol.2 旧車 クラシックカー 旧車 スーパーカー クラシックカー 趣味車 絶版車 趣味人お手伝いサイト SEiyaa セイヤー!!  その他の車を見る SEIYAA TOP

3回に渡ってお送りする「SEiyaa加盟10周年特別企画」 ヨーロッパ視察レポート
SEiyaa鹿児島代表 永里明 ご意見ご感想は こちらからメール でお願いします



我々ヨーロッパ視察一同は、ドイツからスイス経由でイタリアまで車で南下して国境を超えて行きました。
知らなかったとは言え恥を忍んで、あえて皆さんにお伝えするのは、あの速度制限なしで有名なアウトバーンですが… ドイツを南北に貫く一本道ではなかったんです。縦横無尽に何処にでも繋がっている感じとでも言うのでしょうか、ココのインターを曲がってもアウトバーンで、あそこのインターを曲がってもアウトバーンだったんです。そして、意外と所どころで速度制限があったのです。道路がちょっと狭くなっていたりすると100km/hだったりしました。
基本的にアウトバーンは3車線で、一番端のレーンは110km/h位で走る人たちで、真ん中が140km/h位の人たち、そして一番中央よりのレーンがそれ以上のスピードで走る人たち用でした。
我々ヨーロッパ視察一同の案内役を務めるエージェントは、たまたまドライバーとしての腕も一流で、日本国内のフォーミュラーカーレース&箱型レースで活躍されていたこともあり、安心してアウトバーンを堪能できました。

そして、途中ポルシェ本社のミュージアムに立ち寄り、最初期から最新のポルシェまで時間を忘れるまでじっくり見てきました。驚くことに平日にもかかわらず沢山の老若男女の人が我々同様に、ミュージアムを訪れて車を見に来ていました。

アウトバーンで速度無制限を体験
「この車では、もうこれ以上は出ません!」と、220km/hの巡航にも、なんの恐怖を感じることも無く周りの車の動向を注視する事ができたのですが…
驚くことに、アウトバーンを走る人たちはレーンチェンジが非常にスムーズで、日本だったらパニックブレーキになるのではと思うような、割り込みにも動じることなく平気な顔でいるのです。むしろそれが普通みたいで、ギクシャクしていないのです。早い人が後ろから来ると、みんな直ぐに道を譲ってくれるので、割り込みによるレーンチェンジが頻繁に行われていました。本当に早い人は250km/hは出しているようで、ちょこちょこ見かけました。
話し変わって、その考えに感心したのが、サービスエリアでトイレを借りようとしたらお金が必要だと。ゲートが有って小銭を入れるとチケットが出てきてそれを受け取りゲートインしてトイレへ。そのチケットはサービスエリアでお金替わりに使えるのです。基本的にヨーロッパでは、高速道路でなくても簡単にトイレは使えませんので、あしからず!


アウトバーン体験映像ボタン

空は鉛色で路面はウエット

ドライブインもいい雰囲気

一番内側が早い車のレーン

スタンドにあるトイレも有料

途中コンコルドが!

気温5℃ 曇り空

トイレのチケット

いかにもという風景

アルプスが近づくと雪が…

山間の奥地にも集落

外気温−8℃ 路面凍結

アルプスを貫くトンネル


ポルシェミュージアム映像ボタン
ポルシェミュージアムは平日でも大盛況
途中に立ち寄ったのはポルシェミュージアム。
試作車からレーシングカーに最新型の現行車までが時系列で並べてあり、順を追って見れるようになっていました。ピッカピカの新車状態の356にナローを、ポルシェ本社公認の状態で隅々まで見れたのは収穫でした。ヘッドランプを取り去ったフラットノーズのあのレーシングカーも、ジェームスディーンが乗っていた550スパイダーも、ルマンを疾走したあれもこれも、とにかく興奮します。何せ展示車両が多くて、この紙面では全部は見せられません。
それからミュージアムを見ていて感じたのは、来ている人がオタクな人達ではなくて、普通の人に見えたんです。まるで万博にでも来ているような錯覚を覚える混雑状態で、ヨーロッパの人達の車に対する寛大な心と歴史を称える尊敬の念を感じたのです。日本でトヨタミュージアムにも足を運んだことがあるのですが、自分達の他には車オタクらしき人がちらほら居た程度でしたので、その差に驚きました。

ミュージアムチケット

904カレラGTS

356B1600アバルト

356スパイダープロトタイプ

356Aスーパー

356Bカブリオレ

901ナロー

912クーペ

天井も走れるって意味?

73カレラRS

550スパイダー

歴代エンジンの展示

911GT1

カレラGT

964ターボS3.3

964カップ

930ターボ

実物大車格差を映し出すパネル

本社とミュージアム

ル・マン
ヨーロッパの歴史を肌で感じる建築物
イタリアまでは一日では辿り着けずに、途中スイスのチューリッヒに一泊しました。右の写真は、あの個人情報を守ることで有名なスイス銀行です。
今回のヨーロッパ視察は観光らしきことはほとんど無しでしたが、ここチューリッヒでは夜に散歩をしてみました。さすがに観光の町だけあって、素敵な町並みは全体が綺麗にライトアップされており、たくさんある協会は重厚な面持ちをかもし出していました。
他には、ヨーロッパの駅で本屋さんに車雑誌を見に行きました。普通の車情報誌からクラシックカー専門誌、はたまたキットカー専門誌まで多種多彩で、各種その部数に驚きました。中にはトラクター専門誌なんて物も… くるま文化その物が日本とは大違いみたいで、クラシックカーなどは広く認められていて、かつ愛されいて、みんなで大事にしていこうとする姿勢があるようです。

買ってきた雑誌

中には知らない車種も…

古城のある町の風景

広い歩道とお店に気分上昇

国境を越えて車で移動するなんて事は、日本に居たら考えられないこと。国境にはキチンとゲートを設けて入国審査がある所や、まったく何も無い所など様々でした。たまたまイタリアに入る所でのゲートで審査員(警備員?)の目に止まり、車を覗き込まれしつこく質問を受けました。早口で捲くし立てて聞いて来ることは、「カバンの中にお金を隠していないか!」を何度も何度も… 現地エージェントが強気で「ノン!」と答えていましたが、毅然とした態度がヨーロッパでは必要だなと思いました。
さて次回は、いよいよイタリアに入り、モデナのフェラーリ本社のミュージアムや本社サーキットを覗きに行った時と、ミラノのディーラーの様子、街の雰囲気などをお伝えします。
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