CLKクラスはミドルサイズ後輪駆動のクーペ及びカブリオレです。　このモデルは基本的にはCクラスの（W202/W203）のプラットフォームをベースに作られているのですが、スタイリングやエンジン、価格設定は上級クラスのEクラス（W210/W211）と同様です。日本市場ではEクラスに存在しない小排気量グレードであるCLK200/CLK200コンプレッサーが導入されたのですが、本国及びアメリカ市場のエンジン設定はEクラスと同様となっています。

さて今回ご紹介する2001年モデルは初代CLKとなります。プラットフォームはW202と共通になるのですが、コードネームはA208と言われていました。当時の販売価格で750万円ほど・・。高級車ですね。
2人乗りロードスターであるSLやSLKと異なり大人4人がゆったりと乗れるのびやかなデザインが特徴です。上品ですよね。

さて現車の説明なのですが当時320CLKカブリオレは正式には左ハンドルのみの輸入でした。
しかしながらこの個体をよく見てください。　　　　　　なんと右ハンドルなのです。
実は前オーナー様が外国人（イギリス人の外交官・・？）でわざわざイギリスより右ハンドルの個体を輸入されたようなのですね。
カラーも正規国内輸入には未設定のオプティシアンブラックにペイントされています。（ちなみに国内仕様はブルーブラックのみのようですね）
そういう意味でひじょうに希少性が高い個体だと思います。
ヤナセのメカニックも初めて目にしたと言っていたとのことです。

ソフトトップをオープン/クローズにかかわらず限りなくそのシルエットはジェントリーです。
奥様もしくはお嬢様用にぴったりなのではないでしょうか。

ボディーの艶も申し分ありません。小傷等も発見されませんでした。内装も充分に美しいのですが、シートのカラーがライトグレーだけに微妙なうすい汚れはございますが、一度クリーニングしてあげれば十分元に戻るレベルです。もちろんこのままでも充分だと思いますが。
機関は快調です。エンジン音にはラフさはみじんもなくミッションのつながりや異音も皆無ですね。きっちりメンテナンスされてきたのがよくわかります。オイルは基本的に3000ｋｍ枚に交換・・・。
ライトはHIDへ室内灯はLED、ナビのロムも変更済みとなっています。

ソフトトップの状態もひじょうにいいです。きず破れなど発見されませんでした。ゴム類もきれいです。

悪い部分・・・。温度計の液晶が現在×です。あとはパワーシートがまれに誤作動するようですが、シート下のセンサーコードを一度抜けば設定済のシートポジションがリセットされるため問題が解決されるとのことですが、ためしてみてください。まあそんなところでしょうか。走行距離は55000ｋｍ、車検はH25年8月21日まで