CB７５０Fは、ドリームCB７５０フォア（１９６９年-）の系譜を受け継ぐCBナナハンの中核モデルとして、１９７９年６月に発売された。型式名称は、ＲＣ０４。排気量７４８ccの空冷４スト直列4気筒ＤＯＨＣ４バルブエンジン（６８ps）をダブルクレードルフレームに搭載した、「走りに徹したスポーツモデル」（当時のプレスリリースより）だった。

初代FZから４年目となり、足まわりを中心としてCB-Fシリーズ最大の変更が行われたのが１９８２年型FC。国内向けCB７５０FCではフロントフォークはそれまでより４mm太いφ３９mmに大径化し、ブレーキング時のトルクを活用してノーズダイブを抑えるトルク・リアクション・コントロール＝TRAC（自動応答アンチダイブ機構）を追加する。

フロントを１９→１８インチ化して１サイズワイド、リアは、径はそのままワイドの２．５０-１８/３．００-１８サイズとして、コムスターホイールもスポークを肉抜き三日月形状とし計６本のスポークを持つブーメランコムスターとなって、新しさも感じさせた。フロント１９→１８インチとなったが４５mmのフォークオフセット等は変更なし。

今回ご紹介するのは昭和５８年式（１９８３年）ホンダＣＢ７５０ＦＣです。

外見は定番の赤/白ツートンカラー。ほとんどノーマルですがリヤショックはオーリンズ、マフラーはＫＥＲＫＥＲ付（ノーマルマフラーは無し）です。

２０１５年に車検が切れ、そのまま車庫に保管されていた車両ですが、２０２２年１０月に譲り受け車検を取得しました。

車検時には長期保管車両のためエンジン簡易ＯＨ、フロントフォークＯＨ、キャブＯＨ、クラッチＯＨ、セルモーター交換、前後タイヤ新品交換、バッテリー交換

前後ブレーキパット交換、ガソリンタンク錆取り清掃、シートも純正風に張替済です。修理車検一式で５１万円かかりました。

車検取得後はちょい乗り程度。久しぶりに乗りましたがまずまずの仕上がりでした。

タンクには傷や凹みがありますが艶もあり綺麗な状態です。シートも今回純正タイプに張替していますので全体的には良好な印象です。

エンジンはセル一発で目覚めアイドリングもすぐに安定しました。

フロントフェンダー等、ところどころタッチペイントしてあります。

ＫＥＲＫＥＲの出口付近のメッキ剥がれあり、シルバー塗装していますので、あまり気になりません。その他年式相応の汚れ傷等あります。タコメーターケースに若干の隙間がありますが特に支障は無いようです。

■自動車検査証一部抜粋

・車名　ホンダ・初度登録　昭和５８年４月　・車体番号　 ＲＣ０４１０３８※※※

・型式　ＲＣ０４・原動機型式　ＲＣ０１Ｅ　・総排気量 ０．７４Ｌ　・乗車定員 ２名

※走行距離 ３１，２５５ｋｍ （コンディション維持のため走行は増えます）

※修復歴　　（不明）

※所有者履歴　（複数 ）

※車検有効期限　令和６年１０月１９日

■PRポイント

何といっても飽きの来ないスタイル。

ＫＥＲＫＥＲのマフラーはスタイルはもちろん排気音が最高。車検も令和６年１０月まで残っており、今回の車検でしっかり整備しましたので当面安心してお乗りいただけると思います。

ツーリングは勿論、イベント参加、ガレージやお店のオブジェとしても活躍できるはずです。

是非この機会に貴方のコレクションに追加されてはいかがでしょうか？

過去の整備履歴や不具合等すべて把握している訳ではありません。

とても古い車両となりますので現状でのお渡しとなります。保証はありませんので不具合があれば整備の上でお乗りください。

陸送などもご相談いただければ実費＋αでお引き受けできます。お気軽にお問い合わせください。

SEiyaa宮城県代表　稲林