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 Copris Club Nostalgic Car Selection
 
 '53 BRISTOL 403
 
 

 
400
 
402
 
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403




ボーファイター


bmw326
 
今回ご紹介するのはブリストル403です。
多くの皆様は(私も含め)BRISTOL社のことはあまり詳しくないかもしれません。
まずはその成り立ちからご紹介いたしましょう。(長くなりますので多少足速に)

ブリストル・カーズはイギリスの高級車メーカーです。
モーガンと同じく、数少ない純イギリス資本の自動車メーカーのひとつなのですね。
そもそもBRISTOL社は1910年に創業されたブリティッシュ・アンド・コロニアル飛行機会社が祖になります。
航空機メーカーとしても優秀で第一次世界大戦、第二次世界大戦を通じイギリス空軍の主力攻撃機を多数供給しました。
第二次世界大戦の期間にブリストルが生産した最も重要な航空機は複座双発のボーファイター(左の画像中段)です。
ボーファイターは長距離戦闘機、夜間迎撃機、地上攻撃機、そして雷撃機として広範囲に活躍しました。それはイギリス空軍のみならずイギリス連邦諸国の空軍やアメリカ陸軍攻撃隊にも使用されたようです。

忌まわしい世界大戦終了後ブリストル・エアプレーン社は
余剰人員の活用のためにフレーザー・ナッシュ車の生産と、大戦前にのイギリスにおけるBMWンポーターであったAFN Ltd.社と業務提携を結び自動車生産の計画を立てました。
そして1945年7月 自動車部門を新設し、AFN社を買収したのです。これがブリストル・カーズ社の創立につながるのですね。
日本においても戦後、多くの航空機メーカーが自動車メーカーへ移行したのは皆さんもよくご存じかと思いますがまさに同じ経緯です。

そうしてブリストル最初の乗用車「ブリストル400」のプロトタイプが1946年に作られ、翌年のジュネーブショウに登場したのです。
また”400”に搭載されたエンジンはその後発展し、クーパー、フレーザーナッシュ、ACといった他社の傑作車にも供給され、またブリストル自身の開発したスポーツ・プロトタイプ・カー「ブリストル450」は、ルマン24時間レースにおいて、1954年と1955年にクラス優勝を果たしたのです。

この「ブリストル400」は、”BMW326”をベースとしており、BMW車の特徴であるキドニーグリルもそのまま付けられており、このデザインはその後に登場する401、402、403にも採用されたのですね。
尚ブリストル・カーズは1960年に自動車製造部門から自動車メーカーへと独立しました。

ブリストル・カーズ社はその後の倒産を含めての紆余曲折を経て、現在イングランド西部、ブリストル郊外のフィルトンに製造拠点を置き、ロンドンのケンジントンに唯一のディーラーを構えています。

生産台数は現在公表されていませんが、年間に生産される車はごくわずかのようです。
派手さや豪華さが重視される高級車市場において、実用性の高い控えめな車を製造しているためイギリス人でさえ知らない場合が多いようですね。
しかしながらこの個性に魅かれたファンも多く、イギリスの高級車市場では独自のポジションを築いているようです。
また乗り手に合わせた足回りの調整、高度なメンテナンス体制などは評価が高いようですね。
広告を全く出さないことでも知られており、つい最近までマスメディア向け広報車なども存在しなかったようです。

まあ知る人ぞ知る、こだわりの方のためのコレクターズカーとでも言いましょうか。

尚、下記が現在のブリストル・カーズ社のURLになります。もちろん表記は英語ですが読んでみると結構興味をひく内容なのでご参考までに・・・。

http://www.bristolcars.co.uk/heritage/


 Bristol Cars Models
・400 ・401 ・402 ・403 ・404 ・405 ・406 ・407 ・408 ・409 ・410
・411 ・412 ・603 ・Beaufighater  ・Britannia&Brigand  ・Blenheim ・ Fighter
1953: Bristol 403
前身モデルである”401”は航空機メーカーらしい空気力学に基づいた卓越したボディースタイルで登場しました。
4座席クーペとして最高速度100mph以上を成し遂げたのはまさにその滑らかなボディーによるものです。(まさに航空機メーカーとしての技術の蓄積がなせる業ですね)
そのボディーはアルミで製作され、空気力学的効率を成し遂げるため、風洞や滑走路でテストされたようです。

その後その発展型とし1953年に403が発表されました。
基本的な美しいシルエットはそのままにブレーキやギアボックス、駆動関係、エンジン性能の向上などが図られ最高速度の大幅な向上などが図られ、まさに知る人ぞ知る車というところでしょう。

こだわりのエンスージアストのための特別な車それがBRISTOL403です。

 EXTERIOR 1
 
BRISTOL403は1953年に発表されました。キドニーグリルがBMW326や328をほうふつさせます。

この子はごく最近現在のボディーカラーに全塗装されています。まさにミント状態とでも言いましょうか。
大変上品に仕上げられています。

ボディーの状態、メッキの状態、それぞれ大変美しい。


   
   
この辺の角度は当時のアメ車にも共通するデザインですね。

 
エンジンフードは両サイドから開きます。

 
   
 EXTERIOR 2
 

戦後BMW326や328の模倣から始まったBRISTOLはエンジンもさることながらBMWのアイコンである
”キドニーグリル”も踏襲していたのですね。


 
クラシックな趣のウインドウからエンジンフードの眺め。


   
   
   
サイドミラーのオシャレなこと。

 
フロントウインドウは分割タイプ。

 
方向指示器。それっぽいでしょ。

 
予備タイヤの格納は御覧のとおり。

 
   
同色でペイントされたホイールが美しくかつオシャレです。

 INTERIOR
 
大変美しいインテリア。当時はどんな方がステアリングを握られたのでしょうかね。

シートやドア内貼りも張り替えられ大変美しく清潔です。

この403に関して特筆すべきは室内の広さ。ゆったりのんびりです。


   
 
ラジオはなりません。

 
   
   
内貼りもきれいでしょ
   
 MECHANISM
 
エンジンの基本設計はBMW328用の直6気筒 2ℓとなります。

現車に関しては取材時には始動性やアイドリングも問題なかったことをお伝えいたします。
もちろん消耗部品や電磁ポンプ、オルターネーターなど消耗パーツは現代の部品に置き換わっていますので
イベントの参加においてもまずは安心ですね。

当時のカタログスペックの最高速度が出るかはともかくとして、余裕をもっての運転は十分楽しめそうです。


   
   
   
燃料系は電磁ポンプに差し替えられていますね。

       
                ◆ コプリスクラブ取材記 ◆ 

この子は嬉しいことに英国仕様の右ハンドルです。
元のオーナーがイギリスよりアメリカに移住される際にもちこまれたそうなのですが、州によっては右ハンドルが認められず泣く泣く手放されたのを、現オーナーが購入され、はるばる日本国内に持ち込まれました。

現在は一時抹消されていますが一度車検を取得されていますので国内登録は問題ないようです。
基本的に各イベントでもめったにお目にかかれない個体です。
人と違った個性的なお車をお探しの方でしたらベストチョイスかなと思いますがいかがでしょう。

状態は画像のとおり。色変えはされておられますがほぼミントです。
機関、インテリアともこの先十分お楽しみいただけるのではないでしょうかね。状態はいいと思いますよ。

はてさて国内に何台の403が存在するのでしょうかね。


まずは一度ご連絡くださいませ。

この子は愛知県にございます。




知る人ぞ知るというところでしょうか。
その立ち位置はまさに英国ならではと言いましょうかね。




出品地 愛知県



2020/5/6価格変更
¥7,500,000→¥6,800,000



*予備検査付きでの引き渡しとなります。
*別途費用にて陸送及び登録も承ります。







*もちろん個人売買ですので消費税はいただきません。










掲載車両に関しての質問及び購入、見学のご希望は下記までご連絡願います。

Copris Club  代表 影山まで 
h・fone:090-4257-9113  e-mai:copris@zc4.so-net.ne.jp







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