R50同様、Touring and Sportsの位置づけを持つ600ccモデル。エンジンベースはR50と同じだが、ボリュームアップされ、60年型以降のモデルR60/2(1960-69)は、強化されたクランクとカムシャフトをもち、圧縮比を7.5と高められ最高出力が28→30psにアップされている。また、R60の特徴としてチョーク機構付きエアークリーナーケース、ロッカーカバーはR50と同形状だが、シリンダーフィンの形状の違いがある。BMWのイメージを決定づけたサイドカー付きも販売され当時スティタスシンボルであった。