※ダットサンブルーバード410系について
スタイリングはイタリア・ピニンファリーナによるもので先代310に引き続き北米輸出に加え新たに欧州へ輸出されている。
どこかアルファロメオに似ていると思うのは私だけでしょうか。
エンジンは当初先代からのキャリーオーバーであるC型1000cc45馬力とE型1200cc55馬力であったが、電源は310系までの直流発電機(ダイナモ)から、交流発電機(オルタネーター)に変更し、発電性能を向上させている。
トランスミッションは310型系以来のフルシンクロの3速MT
グレード構成は1200ccはSTDとDX、ファンシーDX、エステートワゴン。
1966年4月 - 「第14回東アフリカサファリラリー」に4台の「1300SS」(ダットサンP411-TK)(1299cc)で参戦。グリンリー/ダンク組が5位で完走し、クラス優勝を果たしている。
※このお車について ●年式 昭和39年
●車検 平成29年 5月18日
●走行距離 69,500km(使用中の為伸びます) エンジンの状態から恐らく実走行と思われます。 ※メーターの写真は約1年前のものです。
●気になることろ 時々、ヘッドライトのヒューズが切れます。ヘッドライトの配線の劣化と思われますので、リレーからライトまでの配線を引き換えると良いと思います。 ミラーが純正ではありません。 トランクの右後ろの塗装が一部やれています。 助手席のシートが少し汚れています。
※グリルの真ん中のエンブレムは新品が別途保管してありますのでお付け致します。
●コメント
これだけ綺麗な410はなかなか見かけないと思います。
1964年東京オリンピックの年に登録のお車です。
今からちょうど52年前のお車になります。
子供の頃に親戚の叔父さんが乗っていた、なんて方も多いのではないでしょうか。
最初のオーナー様が約20年、二人目の方が約20年、3人目の方が約8年、4人目の方が約1年所有になる4オーナーカーになります。
いままでほとんどガレージ&カーポート保管になりますので、露天での保管期間はほとんどありません。
前のオーナー様が当初、510を探していましたが、偶然この車が見つかり、状態の良さにほれ込んで購入し、乗りながらこつこつ仕上げて来ました。 当方ではルパンV世のカリオストロの城に出てくる『銭ブル』(2型)がどうしても欲しくて探しており、この410は初期型でしたが状態が良かったので購入しました。 約1年ほど乗りましたが、当方ではマフラーをオールステンレスにしたりしました。今回、他に趣味の車が増えすぎた為、保管場所の都合で出品に至りました。大切にしていただける方に引き継ぎたく、世界一安心して個人売買のお取引別が出来るSEIYAAさんに依頼しました。現車確認歓迎致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
前の前のオーナー様が今から約20年前に内装、外装のレストアを行いました。色は純正色で塗っております。内ドア等の内装も塗ってあります。
前後バンパーは再メッキ&防錆び処理がされています。
ライトナセルも再メッキされています。
セパレートシートは当時のオプションです。
シートカバーは当時の日航のファーストクラスをイメージしてシンチラのような素材で作ったとおっしゃってました。
色シミはございますが、今でも座りごごちは大変良いです。
ダッシュ割れ無しで大変綺麗な状態を保っています。
助手席の物入れの蓋が上に開くところが少し他のお車より変わっていると思います。
ミッションが3速しか無いので私も最初はびっくりしましたが、意外と粘りのあるエンジンですので平坦な道でしたら一旦3速に入れてしまえば後はオートマ感覚でほとんどギアチェンジ無しで運転出来ます。時速20kmから120km以上まで3速でカバーします。
クラッチ、ミッション、フットブレーキ、サイドブレーキのタッチが今の車には無いものがあり、全てがしっとりとしながらもしっかりと効き、操作できます。このゆったりとした操作感覚がこの車の一番の特徴だと思います。おのずとゆっくりと余裕を持って走りたくなります。
ボディの鉄板が非常に厚く出来ており、コストダウンなどまったく知らない時代の産物です。この重量感になんとも言えない存在感を感じます。
※整備内容について
●平成18年3月24か月点検 パーキングブレーキ調整
ドラムブレーキ調整
ブレーキシュー修理
ブレーキホイールシリンダー液漏れ修理
ブレーキフルード交換
●平成23年3月車検取得時の24ヵ月点検及び修理
フロントスタビライザーブッシュ左右交換
フロントスタビライザーエンドブッシュ左右交換
フロントブレーキホース交左換
ブレーキフルード全ラインエア抜き
フロントアッパーアームジョイントブーツ左右交換
フロントロアアームジョイントブーツ左右交換
グリスアップ&割ピン交換
ポイント調整
プラグ清掃
キャブ調整
エアクリーナー清掃
クラッチレリーズホース交換(特注)
クラッチフルードエア抜き
クラッチタンクパッド交換
ウォーターポンプインナーキット交換
ウォーターポンプアッシー交換新品
ラジエーターアッシー脱着
ラジエーターロアホース交換
ラジエーターホースジョイント作成(特注)
ヒーターホースへのジョイント交換
ファンベルト交換
エクゾーストパイプクッション交換
マフラー補修
バッテリー交換
各プーリー錆落し&塗装
ライト不点灯修理
パーキング&フラッシャー&ナンバー電球交換
下廻り塗装
●平成25年4月車検時整備
ライトリレー分解清掃
ヒューズBOX補修
バッテリー新品交換
セルモーターオーバーホール
フロントブレーキ右カップ交換
クラッチレリーズキット交換
ブレーキオイル交換&エア抜き
ブレーキバランス調整
トーイン調整
フロントガラスウェザーストリップ新品交換
ボディ各部再板金塗装レストア
※サイドシル、ドア下、タイヤハウス、屋根のツバ、Aピラー前等
●平成27年4月車検取得時
マフラーをステンレスでワンオフで作成しました。
クラッチレリーズをOHしました。
以上の整備で12万円ほどかかりました。 |