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’66 Alfa Romeo Giulia Super typeT.I super

とりあえずこの子の説明の前にアルファロメオジュリアの説明をしないといけないでしょうね。

1962年生まれのジュリアはアルファロメオを年産1万数千台の小規模なスペシャリストから年産10万台規模（69年）に発展させた主役でした。
その最初のモデルである1.6リッターのジュリアTIを高性能化したのが、65年のジュネーブショウに登場した1600スーパーなのです。（ややこしいですがＴＩスーパーはまた別物です）

1.6リッターエンジンに2基のウェーバー・キャブレターを装着し、ジュリアTIの92ｐｓ/6200ｒｐｍから98ｐｓ/5500ｒｐｍへとパワーアップされていました。
1300/1300TIと1600スーパーの外観上の相違は、ヘッドライトがジュリアTIを受け継いだ丸型4灯であることです。

さてここでもう一つだけ追加説明を。これをしとかないと今日ご説明するこの子につながらないものですから。
今度はジュリアＴＩスーパーに関して。
ジュリアＴＩをツーリングカーレース向けにチューンしたもので、圧縮比を高めツインキャブが与えられたエンジンはＴＩより20ｐｓましの112ｐｓ。ボディーはウインドウの一部をアクリルにする等で100ｋｇも軽量化されていました。

外観上は４灯ヘッドライトの内側２灯が除かれてメッシュ張のグリルとなっていることや前後のエンブレムの追加、ホイールがマグネシウム・アロイタイプに変更されていること、フェンダーサイドにクワドリフォリオが与えられていました。
もちろんインテリアもモディファイされていました。１９６４年までの総生産はわずかに５０１台だけだったそうです。

さてこの子の説明を。
形状はまんまＴＩスーパーに準じているのですが、その製作は福岡のアルファで有名なあのショップで完全にホワイトボディーの状態から仕上げられました。言わずもがな抜群の塗装状態です。
もちろんこの年式のイタ車で不安な錆など皆無です。当然ですがへこみなどもありません。
まさにミント・・・。

オーナー様はそもそもポルシェ乗りなのですが（超ミントのＥタイプS1も仲良く鎮座）、ポルシェショップでこの子に出会い思わず一目ぼれで即断即決で増車と相成りました。
その際はリアにもシートがついていたのですが、火が付いたのでしょうね。いつの間にやら”コルサ街道”まっしぐら、ＴＩスーパー仕様に突入です。(仕様というより新たにTIスーパーを作り上げるという感じですかね）
なお現在登録は２名乗車に構造変更しリアにはロールゲージが鎮座しています。
（ちなみにノーマルシートは付属いたしません）

そうこうしていると微妙にエンジンを含めて機関部分迄手を入れたくなるのがコルサ街道です。ついに泥沼に突入です。総額なんと３００万かけて岐阜のこれもまた有名なあのショップで微に入り細にわたってきっちり仕上げてもらいました。（購入に前向きでかつご希望の方にメール添付で送信いたします。ちなみにエンジンフルオーバーホール、吸排気等すべて手が入っています。）
じつは何やかやで現在まで本体を含めて７００万円かかってしまっているのですよこれが。「やれやれ・・・・」

泣く子も黙るコルサ仕様ですからね、いざレース・・・。というのが普通なのですが、お仕事柄そこまで熱を入れるわけにもいかず、現在極たま～にサーキット走行を楽しんでおられます。

新オーナー様が仮にサーキットデビューをお考えであれば、すぐ出場できるまで仕上がっていますし、日常使用でも何も問題ないぐらいにバランスよく完成しています。
あ、そうそうエンジンは1770ｃｃに換装されていますのでトルクフルで扱いやすいですよ。
ＳＯＸ脱がしてツインウェーバーにむき身のファンネルでアクセルを踏み込むと、皆さんご存知あのアルファミュージックが・・・・・クウ～たまりません。

いいですよね。まさに至福の時です。

もしタイミングが合えば一度お手元に置かれてもいいかなと思いますが、いかがでしょうか。
ちなみに今回掲載価格をおさげいたしました。（2020/12/17）

EXTERIOR 1

見目美しいボディー　ホワイトボディーから製作しました。当然ですがミント。
基本的に何もネガティブな要素はありません。（あくまでも私の主観として）
（もちろんモディファイされていますのでしいて言えばそこだけですかね）

御覧のとおり方向性は”TI”ですからノンバンパーでレーシーに。
メッキパーツからゴムパーツまでほぼ新品に差し替え済です。

それにつけても個性的なシルエットです。よく「醜い何とか」と形容されたりしますが
サーキットで頑張っている姿を見るといじらしくて・・・。

ホイールはオリジナル鉄チンのレプリカであるアロイ製。
いいですねこのデザイン。雰囲気含めベストマッチだと思いますが、いかがでしょうか。

EXTERIOR 2

ね。顔立ちはまさにジュリアTIスーパー
4灯ヘッドの内側2灯は除かれてメッシュ張のグリルとなっています。
状態は御覧のとおり。抜群です。

このラインなんか最高にオシャレ。風洞実験のたまものなのですよ。


ルーフ	伝統のクワドリフォリオ・ベルデ高性能の証です。戦う男の車とでも申しましょうか。

ボディーの仕上げは有名なこちらのショップで・・・。
ホワイトボディーから徹底的に仕上げてあります。

造形の美しさとでも申しましょうかね、何気ないライン一つとっても現代車にない色気を感じます。

INTERIOR

シンプルなコクピット。ステアリングはナルディーでしょうかね。
右ハンドルなのが何気にうれしい。
レカロはレーススペックです。

	状態は抜群のレカロにサベルト。

MECHANISM

エンジンはご存知アルファツインカム。
1770ｃｃのエンジンはトルクフルで1300ｃｃ～2000ｃｃまである
兄弟の中で一番バランスがいいといわれています。
もちろんそれぞれ特性が違いますので1300ｃｃで高回転を楽しんだり、
2000ｃｃの重厚さが好きという方までそれぞれいらっしゃいますが・・・。

エンジンやミッション等はすべてフルレストアされ大変お金をかけて仕上げられています。
新車時以上と言っても過言ではないでしょうかね。

ちなみにアルファツインカム特有のオイルにじみなどもございません。

それにつけてもいまだに色っぽいエンジンです。（今だからこそなんでしょうね）
近い将来化石燃料のエンジンなどなくなるであろう現在、歴史の中でいつまでもたたえられるその造形美です。

昔私も"段付き"所有していましたが、(エンジンは2000ｃｃにスワップされていました）
エンジンルームを覗いていつもにんまりしていましたっけ。
おもちゃ箱みたいなもんですよこれが。

ウェーバーツイン+ファンネルとのバランスとアルファツインカムのカムカバーたまらない風景です。

	まさにタコ足


ステンのタコ足の焼け具合がいいでしょ。	オイルパンにはガリ傷やオイルにじみなどありません。最近アンダーガードを取り付けられました。最下段の追加画像をご確認ください。

　　　　　　　　　　　　　　　◆　コプリスクラブ取材記　◆

オーナー様はいつもながら私共のロイヤルカスタマーです。

細部にわたって徹底的に自身のマインドを追求する職人みたいな方。

方向性としてはフルオリジナルにこだわるというより、むしろ遊び心をもってより快適に（目的により）車を操ることに拘ったモディファイを楽しまれる方・・。そんな感じでしょうか。
基本的に私とおんなじ方向性です。

今回ご紹介する車両の掲載金額について金額だけ見れば少し相場よりもお高めかなとも思います。ただ実際車体とレストアおよびモディファイに700万もかけておられますので正直バーゲンプライスなのでしょう。
（今回おさげいたしましたので相当お得です。2020/12/17）

特にボディーはホワイトボディーから仕上げてありますので、この年代のアルファロメオで心配な例の”グズグズ”の心配はありませんし、エンジンおよび機関だけでも300万ほどかけてレストア、モディファイを施されています。

まあ、この先何も心配せずに楽しむことができる（デイリーユースやサーキットにおいても）アルファロメオをお探しの方でしたら、一つの選択肢ではないかと思いますし、私自身車好きの端くれとして見ても「なるほどな、手が入っているな」と納得できる個体です。

とはいっても、もちろんご自身の目で確認していただくのが一番です。是非一度ご見学にお越しください。

現車は愛知県東部にございます。

あ、そうそう、なんで手放されるかということなのですが、単純に車庫整理です。これまた車庫の中にはいろいろな子がいて壮観です。

ご連絡お待ちいたします。

ｐｓ　大変な状況の昨今ですが、皆様ご自愛かつ忍耐で乗り切りましょう。
本当に医療従事の皆様には感謝、感謝です。

2020/12/17追加画像（下回り）


オイルパン下にアンダーカバー追加です。

★趣味人同士の売約成立しました★

★趣味人同士の売約成立１９万件突破★

★日本最大　”世界中”の
趣味人（エンスージアスト）たちの個人売買サイト　SEiyaaセイヤーから、
また一つ、大切な珠玉の名車が、
国内屈指の新たな　ジュリア　使いの方へ、
嫁いで行きました★

ＳＥｉｙａａだからこそ、”受け継ぐことができる”
希少な趣味人による
アルファロメオのコレクションは、こちらです！

考えるより、まず、手に入れて見なければわからないおもしろさ！
細かいことに悩んでいて、手に入れない時がたっても、何も得るものは無い！感性が鈍るだけ！
感性が新鮮なうちに手にいれよう！
それが、ＳＥＩＹＡＡだけで手に入れることのできる、趣味人所有の趣味車の楽しみ方！

ｂｙ　ＳＥiyaaセイヤー愛知県代表加盟店　コプリスクラブ　影山

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この年になると、ジュリアの渋さにたまらなく惹かれます。

出品地　愛知県

*車検は2022年3月まで。

*尚乗車定員は2名、構造変更検査済車両となります。

*もちろん個人売買ですので消費税はいただきません。

掲載車両に関しての質問及び購入、見学のご希望は下記までご連絡願います。

Ｃｏｐｒｉｓ　Ｃｌｕｂ　　代表　影山まで　
h・fone:090-4257-9113 　e-mai：copris@zc4.so-net.ne.jp

◆　出品車両募集　◆

◆大事な愛車の出品ご希望の方は携帯もしくは上記メールまでご連絡ください。
出来る限りご自宅まで取材に伺い、責任をもって私がページを作成いたします

ＳＥＩＹＡＡでは、安心して次の方へ受け継がれるように、随時、購入・見学者様の身元確認などの多数の業務を行っており、所有者に直接連絡を取った者＋受けた者（オーナー）は、ペナルティ（規約違反）として、ＷＥＢ上に身分を掲載する、または、迷惑料１万円～を請求しますので、マナーをお守りください。

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