Copris Club Nostalgic Car Selection |
|
'88 Mercedes-Benz 560SL R107 |
|
|
R107の登場により初代300SL以来守りつづけてきた直列6気筒モデルが消滅し、それ以降のSLの代名詞となるV8エンジンを搭載しました。
排気量の増大にともなって、本来のSLの語源である“Sport Light”(軽量スポーツ)から“Super Luxury”(最上の高級)へ変容を遂げていったのです。(もちろんアメリカ市場を意識したものであったのかも知れませんが)
登場した1971年当時は“オープンカー冬の時代”と呼ばれ、安全性における法規制により市場からオープンカーは次々と消えていった時代でした。
その中でもメルセデスは「フルオープンでないSLなどSLとは呼べない」として新工法を駆使し、北米唯一フルオープンで新車登録できるオープンカーとしてマーケットでのプレゼンスを高めていったのです。
そしてR107は3連メーターやオートエアコンなど機能的かつ先進的な仕様で、メルセデスの輝かしいイメージリーダーとなりました。
またデザイナー、ブルーノ・サッコによる角型ヘッドライトが横一直線につながったモダンなフロントフェイスは、18年の長きにわたってSLのトレードマークとして愛されてきたのです。
今回ご紹介する車両は日本正規輸入の5.6リッターのV8エンジンが搭載されています。これはアメリカと日本向けのみに設定された仕様でした。
製造年月日は1988年ですからモデルとしては最終の(1989年まで製造)R107として一番完成されたモデルと言えるでしょう。
現車は歴代のオーナー様から大事にされてきたのがよくわかります。
車の性格上、室内保管であり、雨天時の使用も最小限であったことでしょう。
(ちなみにSLとして4代目のR129まではソフトトップのフルオープン仕様で、ハードトップはオプション設定だったのですね。もちろん現車には嬉しいことにオープントップも付属いたします。)
ライトウエイトオープンももちろん最高です。が、是非このR107で“Super Luxury”(最上の高級)な”時”をお楽しみください。
季節はもう間もなく春です。
奥様と二人で桜並木のロングドライブ。
最高です。
|
ボディーシルエットはヘッドランプや車体側面のキャラクターラインなど水平基調のラインが特徴的です。
その低くかまえたようなシルバーカラーボディーにネイビーのソフトトップという組み合わせが、まことにカッコいい。
ソフトトップでもハードトップを取り付けても、もちろんオープンであればなおのこと最高に美しいシルエットです。
現車に関しては大変美しい状態を保っています。小錆や、えくぼなどもなく艶も十分。
メッキ部分やバンパーラバーなど大変いい状態を保っています。
また幌の状態も問題はないと思います。ただしリアのスクリーンに関しては素材上少しだけ曇りが見てとれましたが、
日常の使用には何ら問題のないレベルです。
|
コードネームは「R107」。「R」とはロードスターを意味していたのですね。
これはコンパクトなスポーツカーのことで、メルセデスが拘ったオープンが絶対条件です。
ポルシェやフェラーリのような純粋なスポーツカーではもちろんないのですが、雰囲気は抜群ですよね。
グリルのスリーポインテッドスターが圧倒的な雰囲気を醸しています。まさにゴージャス。
|
|
もちろんワイパーの磨き傷などありません。 |
15インチマンホール型アルミホイールにはガリ傷などありません。
それまで14インチからの拡大は大型化されたキャリパーと
ローターを収めるための物でした。
|
|
|
|
少し小さめなスポイラーが小粋です。 |
ラバー部分に擦り傷などもありません。 |
メッキの状態もいいでしょ。 |
|
|
幌の状態も秀逸です。ピンホール、ほつれなどもありません。
しいて言うなら少しだけくすんでいるかな。
|
メルセデスらしい質実剛健なインテリアは技術的にも先進性にも富んでいます。
衝突の際の衝撃吸収性にすぐれたパッドに覆われたモダンな意匠ですね。何気に”S"シリーズのようです。
しいて言うなら、も少しだけ危険なにおいがするほうがオープンカーには合っているかなとも思うのですが、
そこはそこ、メルセデスの哲学です。
さて現車のインテリアなのですが、きれいですよ。基本的にはオリジナルですので新車というわけにはいきませんが、
いい雰囲気を醸しています。過去のオーナー様はもちろん車に造詣がある方たちに違いありませんから、
当然丁寧に扱われてきたことがよくわかります。10段階の7.5以上はあげられるでしょうかね。
|
|
|
カーペットの状態。現オーナー様が几帳面なのがよくわかります。 |
リアの荷室。結構な量が詰めそうです。 |
当然ですがメーターはすべて稼働です。 |
走行距離は69534km。実走です。 |
|
ウッドパネルにはクラックは発見されませんでした。 |
さすがドイツ車とでも言いましょうか、シートの質感は最高です。
長時間のドライブでも疲れない適度な硬さです。
もちろんほつれや裂けや、ヤレなどありません。 |
|
|
こうやって見るとドア大きいですよね。 |
エンジンはV8 5.6ℓ
当時アメリカ、日本、オーストラリア向けにのみ搭載されました。
それまでの380SLに対して、よりトルクに厚みを持たせ、より余裕をもってドライブが楽しめました。
現車のメンテナンスは、過去の所有履歴において、ほぼヤナセの手によるものでしたので、
当然のごとく消耗品を含め純正パーツに置き換わっています。
とりあえず新オーナー様がすべきことは車検の継続時に基本的な整備ぐらいでしょうかね。
ちなみに現車に関しては始動性、アイドリングの状態、ミッションの滑りやブレーキのなき等特別気になる部分はありませんでした。
正直現オーナー様も先の車検より、あまり使用されていないのですよ。
|
|
|
|
|
オイル漏れなどありません。 |
ボンネット裏のシュラウドも新品のようです。 |
|
ハードトップは付属いたします。 |
|
|
トランクは広いのですよ。これが。 |
|
◆ コプリスクラブ取材記 ◆
今回ご紹介する車両は福岡県シリーズ第4弾。(300SEL6.3、clio V6,、Ducati900s)
先にもご紹介しましたが取材当日は寒波襲来。新幹線の車窓から見えるまわりの景色も白一色。
撮影が、ちと不安でしたが雪の合間をぬって何とか終了です。
そのためフルオープンでの撮影ができず残念でした。
さてオーナー様です。面白い方!。絶妙な間と、感覚を持ったまさに趣味人。洒脱な方です。
また車にこだわりを持ち、多くの車を所有されてきた方です。私自身今回貴重かつ大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
車との出会いも大事ですが、やはり人との出会いが何よりですよね。
車両に関しては歴代のオーナー様に大事にされてきたのがよくわかります。
またメンテナンスは長らくヤナセでされてきたのが記録簿で見てとれます。
たしかに押しの強い車種かもわかりません。しかしながらステアリングを握られたときの至福感。
格別だと思いますよ。
とりあえず一度お手元に置かれては.......。
若い時に欲しかったけど、とても手が出なかったな!今ならシートに収まれるかな。
そんな方にお勧めいたします。
ご連絡お待ちいたします。
なお車検が2月までですので、お引き渡しはどうするかご相談承ります。
|
正規輸入の日本仕様。美しいです。
.
まずはお問合せください。
出品地 福岡県
\ 3,380,000
*メルセデスベンツ日本正規輸入車
*車検有効期間平成30年2月
*走行距離69,534km
*個人売買ですので消費税はいただきません *ただし自動車税の月割及びリサイクル券費用はご負担ください
■掲載車両に関しての質問及び購入、見学ご希望の方は下記までご連絡願います
Copris Club 代表 影山まで h・fone:090-4257-9113 e-mai:copris@zc4.so-net.ne.jp
◆ 出品車両募集 ◆
◆大事な愛車の出品ご希望の方は携帯もしくは上記メールまでご連絡ください。 出来る限りご自宅まで取材に伺い、責任をもって私がページを作成いた |
|