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★また一つ、大切な思い出が、新たな趣味人の方へ、受け継がれて行きました★
by SEiyaaセイヤー 愛知県代表 影山加盟店
◆ただ今出品中のアルファロメオは、こちら です。◆
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'69 Alfa Romeo 1750GT VELOCE |
今回ご紹介するのはアルファロメオ1750GTV (mk1個体)です。 ジュリアクーペの系譜の中で最も成功したモデルといわれた1750GTヴエローチェは風洞実験の結果ノーズ部の絞り込みが空力な意味合いからそれまでより強められ、デザイン的な意味合いが強かったオリジナルジュリアクーペの特徴的なグリル上部のデッキは(通称段付き)この代より廃止されました。 またセダン系との共通イメージを作る意味で丸四灯とされたのですね。 しかしながら、この1750GTVはジュリアクーペ系の中で最も生産コストが高く艤装クオリティーが高い内装がおごられていたのです。 それはそれまでの1600GT系よりはるかに形状が複雑で素材に凝ったモダンなインストルメント周辺の工作やその優れたシート素材、内張り素材のクオリティーをご覧いただいてもすぐに理解できます。しかしながらその代償としてシリーズ中最も重い車重になってしまったのですね。 エンジンに関しての評価は様々です。非力なエンジンを限界まで回すのが面白いと1300ccを推す声もありますし、鈍重ではあるのですが丈夫でトルクフルなロングツアラー的な性格の2000ccエンジンを推す声もあるようです。 しかしながらバランスやそのエンジン特性からシリーズ中最高傑作ではないかと推されているのがこの1750ccエンジンなのですね。 今回ご出品いただくに当たりオーナー様からは正規輸入の1750GTVオリジナルの魅力をスポイルすることなく忠実にこだわりぬいて仕上げた個体を是非ご覧いただきたいとお言葉を頂戴しています。 マニアのための個体ではあるのですが初めてアルファを手にされる方にも最初の一台として価値あるものと思います。 |
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exterior1 |
へこみや傷、小錆など皆無です。純正のホワイトで全塗装されたボディーは美しく、艶も申し分ないと思います。 105系の流れるようなシルエットは時代を経ても決して色あせることはないでしょう。 |
それまでの特徴的だったグリル上のパネルとフロントフードとの段差が消え フラットノーズと呼ばれるフェイスとなりました。 好みではありますが確かに洗練された顔つきとなったようです。 ライト間の一本バーが1750の証です。 |
1970年にマイナーチェンジされる前のMk1にはバンパーに オーバーライダーがありません。 マーカーランプの位置も違いますね。 |
サイドのラインが美しいのです。 |
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トランクリッドのエンブレムは今までの車名表記から1750という数字とアルファロメオの紋章となっています。 |
exterior2 |
もちろん筆記体の当時モノキャレロです |
スチールホイールの色だしはオーナー様自身すごくこだわったところだそうです。 見学いただき車談義でもいかがです? |
かの国の旧ナンバープレートのレプリカです。 初期型が醸し出すクラッシックな雰囲気とぴったりですね。 |
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サイドミラーかっこいいですね。ピッカピカ。当時モノのオリジナルです。 |
ジュリアを語るうえで重要なポイントの一つががこのサイドのラインですね |
Fウインドーもゴム類の劣化から水の侵入があったりするのですが、きっちり置き換わっていますのでご安心ください。 |
ご覧ください。初期型1750GTのFマーカー後期型と違ってボディーに直付けではなくバンパーの上に乗っかっているのですね。又 直接ご覧いただくとわかるのですがバンパーのメッキの質感が全く違います。いい感じです |
ジュリアはジャッキングポイントのチェックをまずすることが必要ですね。 ここに不具合がある個体はフロアパンや、サイドシルの内側がさびている可能性が高いのですね。もちろん現車は完璧です。 |
オリジナルのドアノブ。いい感じに味が出ています。リプロダクトのピッカピカにはない味です。やはり質感が違うのですね。 |
クアドリフォリオ(四葉のクローバー)はアルファロメオの証です |
ドアの下側 ここも要チェックポイントですね。 |
アルファロメオを含め旧車の大きなポイント、サイドシル。 ご覧ください。完璧です。 |
この部分も錆が発生している個体が多いのですが、きれいなものです。 |
ホイールカバーに歪み傷などありません タイヤはそれまでの15インチから14インチに縮小されたのですが、 逆にサイズは155から165へ拡大されています。またそれに伴い Fブレーキのディスク系も8.5インチに拡大されました |
リアウインドーのゴムパーツも新品に置き換わっています。 Rがきれいですよね。 |
リアのコンビネーションランプ あたりまえですがオリジナルです。リプロではないですね。 |
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1967年にそれまでのスプリントGTV(俗にいう段付きモデル)からマイナーチェンジした1750GTVが発表されたのですがインテリアではスピードメーターと レブカウンターの二つのメーターが独立した立体的なインパネとなりました。又 ウッド調のパネルを貼ったセンターコンソールも装着されるようになりました。 もちろん現車においてはご覧のとおりオリジナルにそって忠実にレストアされ質感よく仕上がっています |
当然ですが当時モノ”ヘレボーレ”のオリジナルです メーター類はすべてオリジナルを脱着OHしています。 |
ウッドパネルの状態も美しく仕上がっています。 |
灰皿の質感 粋ですよね。 |
水温計と燃料計は当時中古美品に置き換えました。 |
発表当時の純正形状シートです。 もちろん素材を吟味したうえで張り替えています。 |
本当に美しく、破れ等はありません |
リアシートもご覧のとおりです |
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ドアの内貼り 及びドアノブ等のパーツ |
やはりフロアーパネル気になりますよね。ご覧のとおりです。 |
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初期型1750GTVのペダルは後期のつりさげ式ではなく オリジナルのオルガン式です |
この個体は追加のシガーソケットとETCが装着されています |
mechanism |
じつは1750ccのエンジンは1970年にマイナーチェンジされた際、エアフィルターとキャブレターが同じ側に装着されたのですが、従来あった双方を結ぶエアダクトをクリアするためにヘッドカバーにもうけたへこみまでもそれ以後なくなったのです。しかしながらこの個体はマイナーチェンジ前のMk1オリジナル車両です。 本来の特徴をきっちり残しています。 エンジンの状態は秀逸です。始動、アイドリング状態、異音や白煙など問題はありません。 今回の短い取材では経験できませんでしたが新しいオーナー様のもとで官能的なアルファサウンドを奏でることでしょう。 |
当時のオリジナルプレート |
エンジンはOH済です |
ヘッドカバーの形状いいですよね。 オイル漏れなどありませんし、キャブ調整もばっちりです |
この個体はオリジナルウェーバーキャブですね。 個体によってはソレックスやデロルトもあるようです。 最近ブレーキサーボもOHされたとのことです。 |
実は現車は後期2000GTV用のノンスリデフに置き換わっているのですが、 理由としては高年式の2000GTのノンスリデフが機械として一番完成度が高くかつ信頼性の高い物なのですね。 この先ずっと楽しまれるにはベストチョイスであると思います。 |
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初期型ですからブレーキマスターは床下に鎮座します。 |
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下回りもきっちり仕上げられています。錆などありません。 |
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きっちり仕上げられたタイヤハウスです。 | |
ジャッキポイントの状態 きれいだと思いませんか | |
Fフードの内側もきれいな仕上がりです。 |
この部分も錆やすい個所ですね |
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結構スペアタイアをどかすと錆が発見される個体が多いのですね。 ご安心くださいね。 |
Fスポイラーのこの部分水がたまりやすいのです、あとバンパーの下部、 ここも錆が発生しやすいのです。ご安心ください。 |
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◆ コプリスクラブ取材記◆ 今回の取材は愛知県東部でした。私自身かつて ”段付き”を所有していたので久しぶりのアルファとの対面に心うきうきでした。 オーナー様とお会いして、まずはその人懐こい笑顔に ”あ この方ほんとに車好きだよな”と身近に感じた次第です。 そして現車を拝見しての第一印象は”うわ〜お金かけてるな”と・・・・。 実際見学していただければ一目瞭然です。 アルファロメオの場合キモは機関よりもボディーなのですが基本的にスキのない個体です もともとオーナー様は若い時から同じ2000GTVを30年以上所有され、それこそいいときも、苦しい時も一緒に歩んでこられたとのことですが、残念ながら都合により知人に嫁に出されたものの、無償に寂しく、関東のアルファロメオの有名ショップさん(本当に有名なところですね、ここではお伝えできませんが)が徹底的にオリジナルにこだわって仕上げた個体を新たに購入されたとのことです。(もちろんオーナー様自身もその後手間と暇とお金をかけてさらに仕上げたのは言うまでありません) しかしながら思い出が詰まった先妻のGTVではなく後妻の1750GTVです。いくら愛情を注いでもどこか冷めた気持ちは否めなく、ましてや最近国産旧車にはまりつつある現在において、中途半端に所有されるのであれば新たなオーナー様に大事にしていただけたらと今回のご紹介になったわけです。 ヤフオクを含め巷には廉価で紹介されている1750GTVもあるのですが、これだけ仕上がった個体であれば今回ご紹介する金額はしごく当然だと私自身感じました。 また今まで何台ものアルファロメオを拝見してきたのですが、今回の初期型が醸し出す質感とか、微妙なニュアンスに触れ、それを感じることができたことは本当に勉強になりました。 やはり造詣が深いプロショップの職人さんがこだわりぬいて作った個体はどこか違うのだということをあらためて感じた次第です。 さて先ほど述べたとおりアルファロメオの価格は幅があります。しかしながらこれから先の趣味人生のお供として至高のアルファロメオとの出会いを求めるならば正直あまりにも低価格なアルファロメオは避けられた方がいいと経験上思います。(安く購入されてその後手間暇かけて仕上げるのが楽しみの方なら別ですが・・・。) もちろん価値観は人それぞれではあるのですが、本当にきっちり仕上がった極力オリジナルにそった個体をお探しのかたでしたら必見の価値はあるのではないかと思います。 私自身車大好き人間です。だから取材に伺いオーナー様と時間を共有し、なるべくありのままをこのページをご覧の方にお伝えしたいと思っています。 もちろんページだけではお伝えしきれない部分はありますので、ぜひお問い合わせください。 又 百聞は一見にしかずです。ぜひ見学にお越しください。 車は愛知県東部にございます。 ご連絡お待ちいたします。 ぜひオーナー様と楽しい時間をお過ごしくださいませ。 |
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